Addiction Report (アディクションレポート)

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酔って暴言を吐く父を憎みきれない 患者家族、作家、薬剤師〜3つの立場から見た依存症〜
父のアルコール依存は、私が物心ついたころからすでに始まっていた。普段は習い事の送迎や家事を進んで引き受ける、まめで優しい父。酔っ払った父とはまるで別人だ。幼い私は「酒さえ飲まなければ、父は優しいままでいてくれる」と信じて疑わなかった。

2025/11/27 02:00

やーはち

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酔って暴言を吐く父を憎みきれない 患者家族、作家、薬剤師〜3つの立場から見た依存症〜
父のアルコール依存は、私が物心ついたころからすでに始まっていた。普段は習い事の送迎や家事を進んで引き受ける、まめで優しい父。酔っ払った父とはまるで別人だ。幼い私は「酒さえ飲まなければ、父は優しいままでいてくれる」と信じて疑わなかった。

2025/11/27 02:00

やーはち

「あなたは何でもお金で解決しようとする人だから」 あの日、夫に言われた言葉が、今も私の心に突き刺さってる。「失われた私」を探して(38)
気前よく人にお金を使っては、気持ちよくなっていた私。ある日、夫の言葉で、金で人の関心を買おうとしていたことに気づく。性的な振る舞いで人と繋がろうとしていたあの子も、もしかしたら私と同様、寂しくて不器用なだけだったのかもしれない。

2025/11/20 02:19

中村うさぎ

美織の場合『わたしはビョーキなんかじゃない。』第11話
〈ストーリー〉「私がされて嫌だったことを、娘にしてる――?」母親・未央は、娘・美織を心配しながらも、“正しさ”や“普通”を手放せずにいた。娘の拒食を「病気」と呼びたくなかった。真面目で、気にしすぎる子――そう言い聞かせてきた。けれど、いつの間にか自分もまた、「恥ずかしい」と口にしていたのだった。

2025/11/14 08:00

遠山怜

「僕が支えれば何とかなると思ってた」田代まさし親子が明かす依存症と家族の葛藤
3日に開催された「依存症シンポジウム IN東京」に、田代まさしさんと息子のタツヤさんが登壇。「(薬物を)使ってるかもしれないと思ったの、いつ頃?」「中学ぐらいの時から奇行が目立ち始めた」といった率直なやり取りが行われ、400人の観客で満席となった会場からは、笑い声がたびたび上がった。

2025/11/06 02:00

白石果林

私が本当に欲しかったのは「赦し」だったのかもしれない。 67年生きてきて、今、しみじみそう思う。 「失われた私」を探して(37)
買い物依存症、ホス狂い、美容整形、デリヘル体験など、数々の愚行を重ねてきた私。「どんな経験も糧になる」と言い続けてきたのは自己正当化なのだろうか? 私はそろそろ自分と仲直りがしたいのかもしれない。

2025/11/05 01:33

中村うさぎ