「本人が望むなら死んでもしょうがない?」自分を傷つける人を支える人が、忘れてはいけないこと
「自己責任」論が日本社会に蔓延する一方、依存症の当事者に対して「本人がそうしたいなら」と相手に介入しない姿勢を取る人も増えてきたのではないだろうか。一見、個人の意思を尊重しているようにも見えるが、その人の「消えたい」気持ちの背景にある「助けてほしい」気持ちから、目を逸らしているともいえる。「心」と「体」の側から自傷行為の最前線に立つ二人に、「自分を傷つける人を支えること」について話を伺った。
2024/11/18 02:51
遠山怜