Addiction Report (アディクションレポート)

精神科:の記事一覧

「依存は回復の始まり」「アディクションによって生き延びることも」精神科医・松本俊彦さんがギャンブル依存症自死遺族会のセミナーで講演

7月20日に開催された「ギャンブル依存症自死遺族会立ち上げセミナー」で、精神科医の松本俊彦さんが依存症と自殺に関する講演を行った。松本さんは「大切な誰かの死に接することは、自分の自殺リスクも高める」とし、家族へのサポートの重要性を強調している。

2024/07/22 02:00

千葉 雄登

「本人が望むなら死んでもしょうがない?」自分を傷つける人を支える人が、忘れてはいけないこと

「自己責任」論が日本社会に蔓延する一方、依存症の当事者に対して「本人がそうしたいなら」と相手に介入しない姿勢を取る人も増えてきたのではないだろうか。一見、個人の意思を尊重しているようにも見えるが、その人の「消えたい」気持ちの背景にある「助けてほしい」気持ちから、目を逸らしているともいえる。「心」と「体」の側から自傷行為の最前線に立つ二人に、「自分を傷つける人を支えること」について話を伺った。

2024/11/18 02:51

遠山怜

海外でも若い男性がハマっているスポーツ賭博の実態 業界に優しい「やったふり対策」の問題は?

水原一平さんの事件で話題になったスポーツ賭博は、日本ではまったく対策が進んでいません。何が問題で、どんな対策を取ることができるのか。海外のスポーツ賭博事情に詳しい岡山県精神科医療センター 臨床研究部長、橋本望先生にインタビューしました。

2024/05/27 02:00

田中紀子

「アルコール依存症についてもっと知ってもらいたい」バンドマンの宙也さんが断酒に至ったワケ

2023年にアルコール依存症の治療中だと公表した、バンドマン歴43年にもなる大ベテランのロックバンド、「アレルギー」「De-LAX」「極東ファロスキッカー」のボーカリストの宙也さん。現在は精神科でカウンセリングを受けつつアルコールを2年半やめ続けている。

2024/10/10 02:00

姫野桂

「何で助けたんだ」 搬送された病院で母親をなじった 「こわれ者の祭典」代表・月乃光司さん(中)

月乃光司さん(59)は24歳のとき、深い孤独から連続飲酒に陥り、漫画家の仕事を失いました。帰郷した新潟市の実家では、自暴自棄のように飲酒を重ねます。精神科病院への入退院を繰り返し、アルコール依存症を悪化させていきました。

2024/02/21 20:41

茂木克信