Addiction Report (アディクションレポート)

ストロング系:の記事一覧

「ストロング系」缶チューハイを1日30本 アルコール依存症を認めたラッパーが伝えたい思い

新潟市を拠点に活動するラッパーUSUさんは4年前まで、アルコール度数が9%ある「ストロング系」の缶チューハイを1日30本前後飲んでいました。連続飲酒に陥る中、妻子に去られ、音楽を失い、孤独の中で死すら頭をよぎりました。そんなUSUさんが、アルコール依存症に向き合うきっかけとなる出来事がありました。

2024/06/26 02:00

茂木克信

「また飲んじゃいました」 東日本大震災で被災したマサヨシ。アルコール依存症で入院するが、再飲酒。酒を断つ意思はあるが…

《このままでは死ぬかもしれないぞ》。東日本大震災で自宅も事業所も津波被災したマサヨシは先輩の家やスナックで酒を飲み続けているうちに、医者にそう言われた。生活再建をする中で、プライベートで問題を抱えて、仕事もなかなかはかどらない。体が悲鳴をあげたたためもあり、医者の勧めで入院をした。退院後、再びお酒に手を出した。マサヨシの身になにがあったのか。

2024/12/15 22:00

渋井哲也

当事者が適切な相談先に繋がることが大事「依存症の理解を深めるためのトーク&音楽ライブイベント みんなで考えよう依存症のこと」イベントレポート

2月26日、都内で厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるためのトーク&音楽イベント みんなで考えよう依存症のこと」が開催された。依存症当事者である著名人を迎えてのトーク&音楽ライブの模様をお届けする。

2025/02/28 02:00

姫野桂

「違法・合法は多数決や政治的な力で決まる」 薬物依存症の専門家がアルコール、カフェイン、タバコなど身近な薬物について調べてわかったこと

お酒にお茶やコーヒー、タバコなど身近な薬物と私たちがどう付き合ってきたのかを薬物依存症研究の第一人者が考えた著書、『身近な薬物のはなし』(岩波書店)が3月17日に出版されます。著者の松本俊彦さんのインタビュー前編です。

2025/03/15 05:00

岩永 直子

「良い薬物も悪い薬物もなく、良い使い方と悪い使い方があるだけだ」 時代とともに見直される薬物の分類

アルコールやカフェイン、タバコなど、身近な薬物と人類はどう付き合ってきたのか、歴史を紐解きながら考察した『身近な薬物のはなし』。ヘビースモーカーでもある著者の松本俊彦さんに、規制のあるべき姿について聞きました。インタビュー後編です。

2025/03/16 05:44

岩永 直子