Addiction Report (アディクションレポート)

「ダメ。ゼッタイ。」の記事一覧

「本人が望むなら…」若者の薬物問題 SNS規制より踏み込まない親子関係にメスを【後編】

いま、国による薬物乱用防止対策は岐路に立たされている。若者の大麻検挙率の増加に歯止めが掛からず、市販薬乱用者数の急増には、伝家の宝刀「ダメ。ゼッタイ。」も出る幕がない。私たちが生きづらさを抱える若者にできることは何か考えた。

2025/06/23 22:00

遠山怜

海外でも若い男性がハマっているスポーツ賭博の実態 業界に優しい「やったふり対策」の問題は?

水原一平さんの事件で話題になったスポーツ賭博は、日本ではまったく対策が進んでいません。何が問題で、どんな対策を取ることができるのか。海外のスポーツ賭博事情に詳しい岡山県精神科医療センター 臨床研究部長、橋本望先生にインタビューしました。

2024/05/27 02:00

田中紀子

若者の声はなぜ届かないのか 「当事者不在」の「ダメ。ゼッタイ。」運動を再考する【前編】

毎年、6月26日は国際薬物乱用・不正取引防止デー。この時期、国内では麻薬・覚せい剤乱用防止センター主導の下、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が全国各地で展開する。当事者不在のまま繰り広げられてきた同キャンペーンは、今まさに岐路に立たされている。

2025/06/22 22:00

遠山怜

「逮捕では解決できない」 米オハイオ州公安局と民間団体が大手スーパーなどで依存症の回復支援イベントを開催

「ダメ。ゼッタイ。」でおなじみのキャンペーンが日本で行われる中、アメリカでは公安局や警察、社会福祉サービス、民間サービス事業者、医療関係者が手を取り、依存症からの回復にむけてあらゆる障壁を取り除くためのイベントが開催されている。


その一つが、米オハイオ州の「オペレーション・ブリッジ(Operation BRIDGE。正式名称はBridging Recovery and Interdiction Data Gathering Enforcement)」だ。

2024/07/30 02:00

山崎 瑠美

【受賞作品発表】わたしたちの未来をひらく依存症啓発キャッチコピー・ポスターコンテスト

好評上映中の映画「アディクトを待ちながら」とのコラボ企画「わたしたちの未来をひらく依存症啓発キャンペーン」。

「ダメ。ゼッタイ。」に代わるキャッチコピーやポスター、「依存症からの回復を感じた瞬間」の体験談募集に、全国から805件ものご応募をいただきました。心に響く素晴らしい作品をお寄せくださった皆さま、ありがとうございます!

2024年9月30日の授賞式で発表された受賞作品、ぜひご覧ください。

2024/10/07 08:00

山崎 瑠美