Addiction Report (アディクションレポート)

松本俊彦:の記事一覧

「依存は回復の始まり」「アディクションによって生き延びることも」精神科医・松本俊彦さんがギャンブル依存症自死遺族会のセミナーで講演

7月20日に開催された「ギャンブル依存症自死遺族会立ち上げセミナー」で、精神科医の松本俊彦さんが依存症と自殺に関する講演を行った。松本さんは「大切な誰かの死に接することは、自分の自殺リスクも高める」とし、家族へのサポートの重要性を強調している。

2024/07/22 02:00

千葉 雄登

アディクション業界が“沈滞化”? 信田さよ子さんの意外な過去の「アディクション」も明らかに…

『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版)の出版を記念し9月18日、代官山蔦屋書店において著者で精神科医の松本俊彦さんと、同じく著者で文学研究者の横道誠さん、そして公認心理士の信田さよ子さんによるトークイベントが開催された。トークの様子を2回にわたってお届けする。

2024/11/28 02:30

千葉 雄登

「診療報酬がついた瞬間からプログラムが死に始める」精神科が人気の診療科になった中で失われたものとは?

『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版)の出版を記念し9月18日、代官山蔦屋書店において開催された精神科医・松本俊彦さん、文学研究者・横道誠さん、公認心理士・信田さよ子さんによるトークイベント。2回目は近年の精神科医の変容や精神医療をめぐる様々な諸課題について。

2024/11/29 02:30

千葉 雄登

「本人が望むなら死んでもしょうがない?」自分を傷つける人を支える人が、忘れてはいけないこと

「自己責任」論が日本社会に蔓延する一方、依存症の当事者に対して「本人がそうしたいなら」と相手に介入しない姿勢を取る人も増えてきたのではないだろうか。一見、個人の意思を尊重しているようにも見えるが、その人の「消えたい」気持ちの背景にある「助けてほしい」気持ちから、目を逸らしているともいえる。「心」と「体」の側から自傷行為の最前線に立つ二人に、「自分を傷つける人を支えること」について話を伺った。

2024/11/18 02:51

遠山怜

「良い薬物も悪い薬物もなく、良い使い方と悪い使い方があるだけだ」 時代とともに見直される薬物の分類

アルコールやカフェイン、タバコなど、身近な薬物と人類はどう付き合ってきたのか、歴史を紐解きながら考察した『身近な薬物のはなし』。ヘビースモーカーでもある著者の松本俊彦さんに、規制のあるべき姿について聞きました。インタビュー後編です。

2025/03/16 05:44

岩永 直子

「違法・合法は多数決や政治的な力で決まる」 薬物依存症の専門家がアルコール、カフェイン、タバコなど身近な薬物について調べてわかったこと

お酒にお茶やコーヒー、タバコなど身近な薬物と私たちがどう付き合ってきたのかを薬物依存症研究の第一人者が考えた著書、『身近な薬物のはなし』(岩波書店)が3月17日に出版されます。著者の松本俊彦さんのインタビュー前編です。

2025/03/15 05:00

岩永 直子