
2000年代前半。取材で出会ったアカリ(仮名)が、家庭環境や恋愛関係に由来する寂しさから、精神科処方薬に依存するようになり、自殺した。そのアカリを生前から取材していた筆者が、当時の取材ノートから振り返る。
2024/06/19 02:00
渋井哲也
2000年代前半。取材で出会ったアカリ(仮名)が、家庭環境や恋愛関係に由来する寂しさから、精神科処方薬に依存するようになり、自殺した。そのアカリを生前から取材していた筆者が、当時の取材ノートから振り返る。
2024/06/19 02:00
渋井哲也
摂食障害になったナツキ(仮名)。1日500キロカロリー生活でもお腹が空かなくなる。マイナス4キロを目指し、始めたダイエットだが、過度な食事制限が続き、結果、マイナス8キロになった。食べる量を増やしても、体重が増えないでいた。しかし、主治医に摂食障害のことを言えないでいた。
2024/09/26 22:00
渋井哲也
前著『ウツ婚!!』(晶文社)では、ウツ病の当事者として「死にたい私が生き延びるための婚活」実践メソッドを、ユーモアたっぷりの文章で届けてきた石田月美さん。
それから3年半が経ち、40歳となった彼女が、2024年夏に上梓したのが『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)。
Addiction Reportでは、本書でも語られる「依存症」との関わりを、改めてお聞きすることにした。
2024/11/27 03:00
青山 ゆみこ
市販薬の乱用によって入院を勧められているミナミ。OD以外にも、さまざまな自傷行為を繰り返す。そのときの心情については、スマートフォンのメモ機能を使って記録している。そうした自傷行為を繰り返すようになったきっかけは、幼少期の出来事だ。それは、兄からの性的虐待だった。
2024/07/03 08:00
渋井哲也
10代半ばから醜形恐怖症や対人恐怖症を抱えていたという月乃光司さん(59)。大学を中退し、漫画家として歩み始めた20代前半のとき、あることがきっかけでアルコール依存症に陥ることになります。
2024/02/21 02:00
茂木克信
18歳のときにストレスから家を出たナツキ(仮名、23)。大学を辞めて、シェアハウス生活を送るようになる。そこで生活上の不安から処方薬や市販薬をオーバードーズをし、救急搬送された。それをきっかけに摂食障害になる。1日500キロカロリーの生活が始まった。
2024/09/25 22:00
渋井哲也
「ダメ。ゼッタイ。」キャンペーンを、国連の方針から外れて厚労省監視指導・麻薬対策課が30年以上続けるのは、何か理由があるはずです。分析してみました。
2024/07/28 02:04
田中紀子
月乃光司さん(59)は24歳のとき、深い孤独から連続飲酒に陥り、漫画家の仕事を失いました。帰郷した新潟市の実家では、自暴自棄のように飲酒を重ねます。精神科病院への入退院を繰り返し、アルコール依存症を悪化させていきました。
2024/02/21 20:41
茂木克信
性同一性障害やうつ病、発達障害など複数の生きづらさを抱え、市販薬の過量服薬(オーバードーズ)に依存していった善太郎さん(31)。自殺未遂後、気の合う主治医と出会い、安全に生き延びる方法を模索しています。
2024/11/08 02:07
岩永 直子
アルコールやカフェイン、タバコなど、身近な薬物と人類はどう付き合ってきたのか、歴史を紐解きながら考察した『身近な薬物のはなし』。ヘビースモーカーでもある著者の松本俊彦さんに、規制のあるべき姿について聞きました。インタビュー後編です。
2025/03/16 05:44
岩永 直子