Addiction Report (アディクションレポート)

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「やめ続ける」という、終わりのない偉業――高知東生が体現する継続の形

10年間、1日も休まずに何かをやり続けること。

それがどれほど過酷で、強靭な意志を必要とするかは想像に難くない。毎日同じ熱量を保ち、体調の良し悪しや気分の浮き沈みに関わらず一歩を刻み続ける。それは間違いなく、称賛に値する偉業である。

しかし、世の中にはそれと同等、あるいはそれ以上に難しい「継続」が存在する。 それが、「何かを、1日も休まずにやめ続けること」だ。

俳優・タレントの高知東生さんの歩みを見つめるとき、私たちはこの「やめ続ける」という行為の、圧倒的な難しさと尊さに直面せざるを得ない。

2026/06/25 04:04

山崎 瑠美

「ダメ。ゼッタイ。」広報映像、制作の裏側 ─ 26歳監督が模索した「当事者との約束」

2025年、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の広報映像に、不思議な温かみを持つ表現が生まれた。

もともとこのスローガンには、「強い言葉による全否定が『薬物を使う人は人間失格』『後戻りできない』という偏見を生み、当事者や家族を社会的に排除・孤立させてしまう」という課題が指摘されてきた。

しかし2025年の広報映像で見られたのは、彼らを遠ざけるような表現とは一線を画す、見る人にそっと寄り添うような変化だ。

手がけたのは、アニメーション作家・まるあかりさん(当時26歳)。

この若き表現者は、一体何者なのか。国の広報という大きな役割の中で何を考え、どのように広報映像を完成させたのだろうか。Addiction Reportは、話を聞いた。

2026/06/21 09:00

山崎 瑠美

伝道者になるものの、密室の性暴力。その対応で限界 リストカットやオーバードーズに依存する背景 宗教2世と依存症(上)

宗教2世のM(仮名)さん。当初は宗教の中に居場所を見つけたが、その中で性被害にあう。助けを求めるものの、母親に否定される。救われなかったことで、それまでの考えに歪みが出てきてしまう。そんな中でリストカットと、精神安定剤のOD(オーバードーズ)に依存していく。

2026/06/17 22:00

渋井哲也

「正しさ」と「美しさ」は違うと思う。 どうせなら、正しく生きるより美しく生きたい。「失われた私」を探して(51)

「正しい母親」になれずに、子供を傷つける母親のことを私たちは断罪してしまう。それでも「良い母親」になれず、「悪い母親」にしかなれない人はどうしたらいいのだろう? どちらにしても「孤独」が付きまとうなら、「孤独」を「孤高」に変えてしまおう。

2026/06/06 03:45

中村うさぎ

「もっと当事者の声を」大阪の依存症対策の現状に怒りも

2030年にカジノの開業を控える大阪府は、毎年5月をギャンブル等依存症問題啓発月間と定め、府民に依存症への関心と理解を深めてもらおうと啓発活動に取り組んでいる。その5月末に開かれた集会での声を、府の担当者は、どう受け止めただろうか。会場には、現状への強い不満があふれていた。

2026/06/12 02:08

前田史郎