Addiction Report (アディクションレポート)

相談窓口の記事一覧

市販薬の乱用問題、ドラッグストアで孤独・孤立対策  NPOとの連携で新たな道を開く 〜ツルハホールディングス

若年層の市販薬の過量服薬(オーバードーズ、OD)が社会問題になっている中で、ドラッグストア大手のツルハホールディングス(北海道札幌市東区)は、乱用の背景にある「孤独・孤立対策」として独自の取り組みを進めている。

2025/10/23 02:00

渋井哲也

「こんなにも多くの人たちがギャンブルが理由で死んでいる」自死遺族会が発足、全国でセミナー開催

公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会が都内で「ギャンブル依存症自死遺族会立ち上げセミナー」を開催。ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子さんは「こんなにも多くの人たちがギャンブルが理由で死んでいるということが、社会では全く知られていない」と訴えている。

2024/07/21 01:27

千葉 雄登

薬物による健康被害よりも、報道被害が大きいのはなぜか?

「意思が弱い人がなる」「反社会的人物」と間違ったイメージがついている依存症。特に違法薬物によって逮捕されるとメディアは率先してバッシングを繰り返し、回復や復帰を拒みます。Addiction Reportはそんな報道や社会をどう変えたいのか。専門家と共に語り合います。

2024/01/29 02:00

岩永 直子

市販薬乱用、見えざる貧困 「助けて」と言えない女性を支援する現場から

ことし2025年8月、東京・世田谷区に15〜24歳の若年女性の居場所としてオープンした「ゆうカフェ」(下北沢)。同区は、「既存の行政支援ではカバーできなかった、若年女性の孤立感や悩みを解消する場にしたい」と、これまで数多くの途上国の女性支援に注力してきた国際NGOプラン・インターナショナルとタッグを組み、本事業をスタートした。

本稿では、同法人の職員として「ゆうカフェ」で相談員を務める、社会福祉士・濱田真奈さんに取材を実施。利用者が直面する“見えざる貧困”と、近年、メンタルヘルス界隈が重視する「相談」と「ケア」の関係について話を伺った。

2025/09/12 09:00

遠山怜

鏡で自分の姿を見て、『なんか、痩せすぎじゃん』『腕とか細すぎ』と思った。両親との関係に抜け出すヒントはあるのか?…摂食障害に悩んだナツミ(下)

 好きな学童保育で働くことで生活リズムが整っていく。それまで摂食障害の専門医のいる病院に入院したこともあるが、最低限のカロリーを摂る以外の本格的な治療はせずに、食事量の調整やジムへ行くなど自己流で対処した。機能不全家族が、依存の背景にあったと言えるのか。

2024/09/27 22:00

渋井哲也