Addiction Report (アディクションレポート)

人格の問題ではなく、依存症という病気の問題 水原一平さんの一部メディア報道に苦言

水原一平さんの銀行詐欺の手口が明らかになって以来、人格攻撃に転じるメディアが増えています。犯罪まで手を染めるのは、人格の問題ではなく、ギャンブル依存症という病気ゆえです。田中紀子がメディアに対する苦言を呈します。

人格の問題ではなく、依存症という病気の問題 水原一平さんの一部メディア報道に苦言
ギャンブル依存症になれば、1日に何度も出金し、何度も賭けることは珍しくない

公開日:2024/04/22 02:02

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水原一平さんによる大谷翔平選手の銀行口座詐欺事件は、手口が明らかになって以来、一気に個人の人格攻撃へと転じてしまった。

こういう手口は、模倣犯がでるのでメディアはあまり詳細を明らかにしないでほしいと思うのだが、大谷さんの潔白を証明するということでは、今回は致し方なかったのかもしれない。

だが、個人情報及び本人特定の様々なチェックポイントを巧妙にかいくぐってきたゆえに、水原さんが稀代の悪党の様な印象になっていることを我々は懸念している。メディアも個人の資質の問題の様な印象操作をしないでいただきたい。(プロデューサー・田中紀子)

依存症に無知なコメンテーターが人格叩き

またワイドショーではタレントコメンテーターが「このような特異な人格」「罪深い人間」などと発言していたが、このような犯罪に至ったのは人格の問題ではなく、依存症という精神疾患ゆえである。依存症に無知な人間のうかつな発言で、ギャンブル依存症者への人格叩きを増長させないでいただきたい。

水原さんは、我々ギャンブル依存症の当事者であり、家族から見れば、普通のギャンブル依存症者で病気が進行し犯罪まで手を染めてしまった人である。

だがそれは、ギャンブル依存症者なら充分あり得ることで、現に我々の相談会にもギャンブル依存症から犯罪に至ってしまった人の相談は3割にのぼっている。特に違法オンラインカジノに手を出している人の犯罪率は高く、それだけ恐ろしい病気なのである。

スポーツ賭博も含めたオンラインカジノをやっている人の逮捕・犯罪率 ※2021年(n=212人)、2022年(n=396人)、2023年(n=479人)当会の家族相談会アンケートより

水原さんのやってきたことは確かに犯罪だが、メディアの役割としてセンセーショナルに騒ぐのではなく、ギャンブル依存症とはそういうものなのだという理解につなげ、改めてギャンブル依存症対策の強化へと世論を喚起していただきたい。

1)ギャンブル依存症者による同様の事件は日常茶飯時

ギャンブル依存症者が、立場上知り得た情報により、家族や他人になりすまして現金を引き出すことや、金融機関や会社をだますことは決して珍しくない。

ギャンブル依存症問題を考える会では「ギャンブルの問題が理由にあった事件簿」を作成しているが、昨今起きた事件にも

【製缶会社元経理担当社員3億5000万円会社資金だまし取り(2024/4/14)】

インターネットバンキングを使って取引先に送金する際、自分の口座を送金先に紛れ込ませて詐取した。「競馬や競艇などギャンブルの金が欲しかった」と供述。

【紙業会社元経理担当8億円横領 (2023/06/21)】

会社の金庫から現金を持ち出したり、口座から預金を引き出したりして総額約8億円を着服し、競馬などのギャンブルに使った。つじつまを合わせるため、架空の伝票を紛れ込ませるなど経理システムを改ざんしていた。会社のコメント「隠し方が巧妙で気づかなかった」

などなど、一般人でも億越えの事件は珍しくない。

そして中には、以下のように水原さんよりも高額の横領事件が起きている。

【東大発医療ベンチャー企業元役員33億円着服】

会社資金を自身の預金口座へ複数回にわたって送金。送金した総額は約33億5000万円で、うち約5億9500万円は発覚前に会社口座へ返還していた。志村容疑者は繰り返した横領をFXに使い、横領行為の発覚を免れるため、会社の預金通帳写しを改ざんしていたという。

FXは投資だがギャンブル依存症と同様の症状に陥るため、当会にも多数の相談が来ている。

いずれの事件でも、立場や役職を利用し横領を繰り返しており、バレないように巧妙に隠していたために高額となっている。水原氏と何も違わない。たまたま水原氏は、日本のいや世界の宝である、みんなに愛される大谷翔平さんからだまし取っていたから大騒ぎになっただけだ。

我々とすれば、「そうですよ、人をここまで追い詰め変えてしまう、ギャンブル依存症はそういう恐ろしい病気です」と声を大にして言いたい。だからこそ「人格否定ではなく依存症対策を進めよう!」という方向に進んでほしい。

2)白々しい!1日25回の賭けで大騒ぎ

米連邦政府が4月11日に公開した裁判資料では、水原氏の賭け方が一日平均25回、1回当たりの賭け金は10ドル(約1530円)から16万ドル(約2450万円)と幅があった。

これに対してもマスコミでは一斉に「一日に25回も賭けていた」と煽ったが、そんなものは大した数ではないことは、本当はメディアの人間なら誰でも判っているのではないだろうかと勘ぐってしまう。

例えば、競馬、競艇、競輪、オートレースに朝から1場だけに賭けたとしても、それだけで12回の賭けである。さらに日中のレースが終了したあとにミッドナイト競輪に賭ければ、それだけでプラス7回から9回。その上、今は殆どがスマホ1台で賭けられるアプリによるオンライン投票なので、どこのレース場にでも賭けられてしまう。

例えば、競艇なら平和島、琵琶湖、三国等で開催しているレースに同時進行で賭けていれば、1日36回である。

私が競艇にハマっていたのはおよそ30年前だが、当時でも電話投票があったので、自分のホーム平和島競艇に居ながら、スポーツ新聞片手に、児島競艇や尼崎競艇などに同時進行で賭けていた。下手すれば、地方競馬や競輪に賭けることもあった。公営競技ですら、このような状況なのだ。ましてや、勝負の早いスポーツベット(スポーツ賭博)で1日平均25回は、決して突出した回数ではない。

ここに仲間から提供してもらった出金記録がある。カード会社の明細である。英語で書かれたものがオンラインカジノで賭け金に使ったものだ。

仲間がオンラインカジノで使った賭け金の出金記録

賭け金と賭ける回数は違う。例えば11月22日のクレジットカードでの引き落としは12回。恐らく7463円が50ドルで、74945円が500ドルであろう。勝ったり負けたりしながら、ゲームを繰り返し、12回もお金を引き出し、時々熱くなってしまって大きく賭けている。ギャンブラーの心理が手に取るようにわかる明細である。

ギャンブル依存症になったら、1日に25回の賭けは別に珍しくもなんともない。むしろ私など、水原さんの賭け金額に比べて「意外に少なかったな」と感想を持ったくらいである。

メディアは1日25回がそんなに異常だと思うなら、ぜひともそれを啓発して頂きたい。「競馬や競艇、競輪、オートレースに1日25回賭けるのは異常です」。そう言えるものならどんどん言って頂きたい。恐らく大スポンサーである公営競技の顔色を伺わずにそう啓発できるメディアは現状では殆どないのではないかと思う。

賭けすぎることがいくらでもできてしまう、現状のシステムの方が余程問題ではないか。人間は依存症に罹患する生物なのだ。為政者やギャンブル企業は当然に予防や規制をすべきであって、なんの規制も行われていない現状の方が余程罪深くはないか?

メディアの皆さんは、自身の報道姿勢を謙虚に問うて欲しい。

3)「勝った金は自分に入金」はズルいのか

さらに報道ではこんなことも煽られた。2021年12月から今年1月までの期間で勝った金額は総額約1億4226万ドル(約218億円)で、負けた総額は約1億8294万ドル(約280億円)。短期間で約62億円の損失を出した。そして勝った時は大谷さんの口座には入金せず、自分の口座に入金した、というものだ。

これはもう「当たり前だろ!」と一人叫んでしまうくらい、報道に恣意的なものを感じた。

この報道で「大谷の金を盗んで信頼関係を裏切っても勝った金は平気で自分のものにする極悪人」という人物像を強化したいのだろうが、普通に考えて1日平均25回ほど勝ったり負けたりしているのに、他人の口座にそう何度もアクセスするわけがない。

これは「とにかく全額まとめて返せる金額の大穴を当てる」というギャンブラーの心理で、盗んだ事実は消えないが、全額返せばまだ罪は軽いのではないかと、自分の「やめられない止まらない」という行動に必死に理屈づけをしていたのだと思う。

だから勝った金は自分の口座に入れて、次の賭けの種銭にした。とにかく全額返せるように、大穴に大きく賭けて取り戻そうとした。「バンプしてほしい(※借金の信用枠をあげてもらうこと)」と繰り返し頼んでいたという報道からも、我々からみればこれはギャンブル依存症者の心理そのものだ。そして全額穴埋めできる金額があたったら入金しようと思っていたのだと思う。

ギャンブル依存症者は、元は普通の一般市民である。もちろん罪悪感もあるし善悪も判っている。だからこそ自分の行動が不可解なのだ。

「なんで自分はこんなことをしてしまうんだ」「また人を裏切ってしまった」「これ以上大事な人を傷つけたくないのに」と、苦しくて苦しくてたまらない。私も「生きているだけで迷惑をかける。私は死んだ方が良い」と考え続けていた。

想像してみてほしい。自分の愛する配偶者や、子供達、親兄弟、世話になっている会社や同僚達、友人・知人、そういう人達に対し、自分で自分が止められず、刀で切りつけるようなまねをして傷つけてしまうのである。それで平気な訳がないではないか。

ところが「そんな酷いことをしても、平気な人間ども」そう罵られるのが、ギャンブル依存症者なのだ。

そして「決して平気だったわけではない」と、我々回復者が心情を説明すれば「擁護している」とまた叩く人がいる。「いやいや犯罪捜査で動機の解明は、再犯防止のためにはとても重要なことですよ」と、私は伝えたい。ギャンブル依存症者に「異常な人間」と烙印を押すことで何かが改善するだろうか。

しかも原因は「ギャンブル依存症だった」と判明しても、罪がなくなるわけではない。きちんと法で裁かれるし、罰は受ける。我々も被害者がいる以上、それは当然だと思っている。「減刑しろ」とか「無罪にしろ」などと発言したことは一度もない(薬物の少量の自己使用に関しては非犯罪化を訴えているが)。

我々のような支援者の声に、メディアやタレントコメンテーターは真摯に耳を傾けて欲しい。

4)メディアの責任

そもそも既存のメディアは、ギャンブル依存症問題に関して責任が全くないわけではないと思っている。なぜなら、ギャンブル産業はメディアにとって超大型スポンサーであり、その広告費によって番組や紙面を成り立たせている。その広告を見て、前途ある若者がギャンブル依存症になり、人生を失うかもしれないのだ。

メディアはスポンサーと共存共栄するために、ギャンブル依存症者が起こした事件は、一人の人格異常者の特殊な事件にしたいのかもしれない。

しかし、今回の事件ではメディアの中にも「これを自己責任にしてはいけないと思っています」と言って、取材に来てくれた記者さんらが何人もいた。そして実際に良い記事、良い番組にしてくれたケースもあった。

我々の声は、巨額利益を上げているギャンブル産業からみればあまりに小さい。けれどもこの問題を理解できる記者さんやメディアを増やすことも我々Addiction Reportの役割だと思う。既存メディアには以下の様な報道を願う。

ギャンブル依存症者は、ある時点で道徳心を失うほど自己コントロールができなくなり、その自分の異常事態に誰よりも自分自身が苦しんでいる。だからこそ、早期発見・早期治療が重要であり、そのためには「ギャンブル依存症は回復できる病気」という啓発が必要である。

また、あっという間にギャンブル依存症になってしまうような、違法オンラインカジノやスポーツベットは駆逐するべきであり、取締を強化しなくてはならない。

そして合法である公営競技もオンライン化が進み若い人が依存症になるケースが増えている。啓発を強化すると同時に、アプリをダウンロードすれば最初はポイントで賭けられる、電子決済でもなんでもOKといった、行きすぎた現状を規制する必要がある。

こういったことを繰り返し報道して頂きたい。

私は、メディアには正しい報道をする義務があると思っている。そして報道を目にする一般の方々も、メディアとギャンブル産業側との関係を今一度考えてみてほしい。個人の自己責任論にすり替える依存症報道は真実なのか?自ずと答えは見えてくるはずだ。

コメント

6ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症は脳の病気です。人格否定はやめて欲しいです。たくさんの家族が間違った報道に傷つきます。今こそ正しい知識や回復に繋がる病気だと知って欲しいです。田中紀子さんの言葉には当事者、家族がいつも力や希望をもらいます。ありがとうございます。

6ヶ月前
通りすがり

テレビのタレントコメンテーターの水原への過剰な攻撃や侮蔑の様なコメントに違和感を感じました。明らかに、今の世の中における優位な立場にいる側に有利なコメント、金を持っている側に都合のいいコメントだと感じます。世の中で起こっている様々な事象を鑑みて、意図的である様にも感じます。加えて人格攻撃という表現ですが、確かに、そう受け取れる部分もあります。ですが、人格が問題だという事実も確かに存在します。攻撃にも色々あり、客観的客観視からくる批判や評価はすべきものです。これができていない未熟な人間、場合によっては愚かな人間が人格に対する正当な批判や評価を通り越して攻撃になってしまっている点は、未来の事を考える上でも非常に問題です。

7ヶ月前
匿名

公共放送NHKや通信社など、スポンサーから広告収入を直接得ていない報道機関ですら、公営ギャンブルのレースを主催する側に回っている。

水原氏個人ではなく依存症自体について啓発し掘り下げるような報道は、各メディアの記者たちの個人的な問題意識に期待するしかないのか。

7ヶ月前
のむちゃん

私はメディアでコメンテーターが人格否定をしているのを見て、世間の声が怖くなり、夫のギャンブル依存症のことを周りに言えず、助けを求められませんでした。

田中紀子代表がこれまでどれだけの批判や偏見と闘ってきたかと思うと胸が熱くなります。田中紀子さんには多くの当事者と家族が助けられてきています。

「人格否定ではなく依存症対策を進めよう!」私も発信し続けます!!

7ヶ月前
こまち

子供たちも目にする人気タレントを使っての公営ギャンブルの派手なCM。競馬が合法でtotoが合法でオンラインカジノは違法なんて大人でもわからない。

まずは公営ギャンブルからマイナンバーを使って購入制限がかかるようにして下さい。

勝ったお金を申告せず脱税している人たくさんいますよ。

増税しないで、取るべきところからきちんと規制して取って下さい。

7ヶ月前
匿名

うちの息子もギャンブル依存症で闇バイトに手を出して服役しています。回復した仲間が希望です

7ヶ月前
匿名

人間は依存症に罹患する生物なのだ。為政者やギャンブル『企業は当然に予防や規制をすべきであって、なんの規制も行われていない現状の方が余程罪深くはないか?』

田中代表のこのことばをメディアの人達は、広く世の中に伝えてほしい。

7ヶ月前
エミ

事実を受け止め建設的に考える

ギャンブラーが家族にいたから、それができる様になりました。

何が起こっていて何が本質にあるのか、そしてどうすれば世の中が良くなるのかを、今日ひとりでも多くの人が考えさせられる様な社会を望みます。

7ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症なんて言葉も知らなかった。自分の息子がそおなるなんて信じられなかった。それが病気だなんて。脳の機能不全 だから、ギャンブルをする為に平気に普通の顔で嘘をつき 窃盗までしてしまう。本当に恐ろしい病気だ。

息子もみんなから好かれるいい子だった。人格の問題ではない。病気なのだ。

世の中に病気だと理解してほしい。

7ヶ月前
あい

「そうですよ、人をここまで追い詰め変えてしまう、ギャンブル依存症はそういう恐ろしい病気です」と声を大にして言いたい。

て、本当に声に出しそうになりました。

私達、ギャンブル依存症の家族はいつも思っています。どうかもっと世間にわかってほしいと。自分達も知らなかった、あまりにも知らなすぎて間違った対応をしてしまった。自分達は金銭的にも苦しみ心はズタズタに傷ついた。この病気の事をもっと広く正しく世間が理解していれば、苦しみ傷つく人が少しは減るのになと、思う。

ギャンブル依存症という病気は昔からあるし、たぶん無くなりはしない。だけど、正しく啓発する事で予防は出来るし、回復が出来るんだと伝える事は出来る。 それはメディアが出来る社会貢献だと思う。正しく報道する事で多くの人の命が助かると思う。

7ヶ月前
匿名

わかりやすい文章で心に染みました。

1日に25回も賭けていた。と報道されるとそんなに多く!と思いましたが競艇、競輪で◯◯回を読むと、なんと25回は全然多くないと解りました。印象操作ですね。

ギャンブル依存症は本人も家族も苦しむ恐ろしい病気ですが回復できることを知りました。

メディアは人格否定にはしらず、皆が病気を理解できる正しい報道をしていただきたいです。

7ヶ月前
タイム

この記事によって、水原さんがギャンブル依存症であることが様々な事件に基づいて立証されています。人格の問題ではないということは、罪を償わないことではなく早急な治療が必要で回復できる病気という理解ができます。メディアはギャンブル産業との関係性に甘んじることなく、若年層にギャンブル依存問題が増えている現状から目を逸らさず、システム規制や予防、違法性のあるギャンブルの取締りなどの啓発をやってほしい。今こそ、ギャンブル依存症を理解し、メディアの本来あるべき姿勢を示してほしいと強く願います。

7ヶ月前
ユウタロウ

依存症の中でも、ギャンブル依存症は特に誘惑が強烈ではないかと思っています。

水原氏は、犯罪者では有りますが被害者でもあると思う。

賭け事、株式投資、宝くじみんな莫大な儲けが出たりする。  

最初は興味本位で少額で賭け事をして仕舞う。 

多少でも儲かれば更に額が大きくなる。 ギャンブルする人には当たり前なこと。

勝ては更に回数が増え、負ければ取り返そうとする。

依存していく。

此の作用を水原氏は胴元に利用された被害者であり、大谷さんへの加害者。

こうなれば依存症者。

悪いことをしている、止めなければ、大谷さんに申し訳ない。 本人も充分わかっていたはず。 其れでも止められないから病気なんです。

此れを理解しないでコメントするコメンテーターなら,発言しないほうが良い。

誰でもおとしめられたり、誘惑されたりしたら、依存しやがて依存症者になる。

水原氏は今後すべきことは、

どの様に誘惑され、誘いに乗ってしまったのかを話す事が大事です。 誰でも陥る依存症。

自らの体験を赤裸々語られたら必ず回復されると思います。

ただ、其れは簡単では有りません。 

マスメディアは非難するより、誘惑された時、水原氏の体験を活かし社会に警鐘を鳴らす事です。 

水原氏が体験したギャンブル依存症の恐ろしさを社会に伝えるのが役割です。

依存は誰しももっています。

例えば、ゴルフを毎週行く人。

スポーツジムに毎日の様に通う人。

依存してます。

三度三度、甘い物とコーヒー、紅茶を飲む人、依存してます。

此れ等の人は依存していますが、自分の小遣いで賄い家族や友人に迷惑をかけないでいるから依存症にはならない。

抑制作用が働く人。

依存症は抑制作用は働きません。

違いは此れだけです。

正常な精神状態なら抑制作用か働き抑止します。

7ヶ月前
匿名

周りにギャンブル依存症の人がいなかったら、水原氏の一連の問題行動は人格に問題があったからだと思ってしまうと思います。みんな、ギャンブルの入口は自分の持ち金からです。いきなり犯罪で手に入れたお金でする人はほぼいないと思います。

ギャンブル依存症の人ってそれを表に出せないからわからないだけで、実は近くにいるかもしれません。当事者だって隠したい。認めたくない。だから重症化します。

苦しみをどこかに相談できるようになるには、社会的な理解が必要だと思います。それには、メディアや政治的なところでの啓発が不可欠だと思います。

今回の水原氏の問題では事実を伝え、ギャンブル依存症が本当におそろしい病であることを正しく伝えてほしいです。

タレントの批判的意見とかいらないです。

7ヶ月前
momo

こんばんは。初めてコメントさせて頂きます。

私は大谷選手のファンです。日ハム時代からのファンでもう8年以上になります。その頃から大谷さんだけでなく、同じ日ハムに所属する一平さん(当時はレアードらの通訳をしていました)のことも見てきました。その2人が二人三脚でアメリカで頑張ってる姿を日本から応援してきた者です。今回の事件でお恥ずかしながらかなり精神的に参ってしまい、いまだに辛い気持ちが続いています。

一部メディアでは一平さんについて人格否定というより人間性の否定に近い言葉で報じており、最初から大谷選手を裏切るつもりで近づいた世紀の悪人のような表現をする番組もありました。

でも私が長年見てきた中では一平さんは決してそんな人ではありませんでした。対戦選手の研究、お食事の買い出し、球場までの運転、料理店の予約など通訳業以外の仕事も日々精力的にこなす努力家で、大谷選手とはオフの日やリハビリ中でも毎日会う程の仲なのに、カメラの前ではいつもどこか遠慮がちで少しだけ不器用なのが私が見てきた彼でした。

一平さんが大谷選手にしてしまったことはもちろん罪です。罰が与えられるのは当然かと思います。ただどうしても私は彼の人間性までを否定をすることができません。そこまで彼を見捨てることはどうしてもできません。彼に回復してほしいと心底願っています。

私は今までギャンブル依存症について全くの無知でした。きっと知る機会はあった筈ですが、どこか他人事でした。しかし今回大好きな一平さんが同じく大好きな大谷選手にしてしまった罪を考えるに当たって初めてこの依存症について勉強しようと思った次第です。

田中さんのご寄稿、また他の依存症の方やそのご家族のお話しを拝読しながら少しずつ勉強させて頂いています。ありがとうございます。

長々と申し訳ありませんでした。これからも頑張って下さい。

7ヶ月前
匿名

息子がギャンブル依存症です。

友達もたくさんいて勉強も仕事もよくできる自慢の息子でした。

ギャンブルにのめり込み病気の症状である嘘をつき借金を繰り返す…ついには闇金にまで借りて私達家族もどん底でした。人をここまで追い詰め変えてしまう、ギャンブル依存症はそういう恐ろしい病気なのです。「人格否定ではなく依存症対策を進めよう!という方向に進んでほしい」という田中さんの言葉に涙が溢れました。

メディアの方には人格否定ではなくギャンブル依存症についての正しい報道をお願いしたいです。

そして田中さんの魂のこもった発信がたくさんの方に届くように私もできることにとりくんでいこうと思います。

7ヶ月前
およ

マスメディアは煽ることやセンセーショナルに伝えることばかり焦点を当てているのはどうなのか。

ギャンブル依存症についてギャンブル依存症とはこういうものだと理解につながる報道、また社会に対して啓発していくことだと本当にそうあってほしいと思いました。

7ヶ月前
よねっち

文化人の仮面を被っただけの人の気持ちがわからない人…

コメンテーターって 薄っぺらい。

街のおっちゃん おばちゃんの感想なら いらない

言葉を選べるか

思いを馳せる事ができるか

思いやりはあるのか

正しい情報なのか

田中紀子さんのコメントや情報は

鋭くて

ほろっとして

優しい

7ヶ月前
匿名

勉強になりました。

「もしかして、自分はギャンブル依存症だろうか?」と思ったときは、早めに相談できる機関に連絡することが大切なんだ、と心がけようと思います。

依存症の方の苦しみも、少しだけ理解できました。ご家族の苦悩、わかります。私の家族も、実は、一時期パチンコが辞められなかったようで、問題行動がありました。

日々、回復の道を歩まれている方を応援します!依存症アライでありたい!

7ヶ月前
A.N.

水原さんに対する人格叩きには、家族にギャンブル依存症者を持つ私も傷つきました。

罪は罪として司法が裁く必要はあるし、本人にも償う責任はあります。一方で、メディアがやるべきは、本人を裁いたり、責めたりすることではなく、正しい情報を拡め、その背景を読み解き、次に同じことが起こらないよう社会に訴えかけることではないでしょうか。

記事本文に「賭けすぎることがいくらでもできてしまう、現状のシステムの方が余程問題ではないか」とありますが、この事件がなぜ起きてしまったのか?社会の仕組みにおかしな点はないのか?Addiction Reportのように、そこに焦点を当てた報道が増えることを望みます。

7ヶ月前
匿名

私の家族もギャンブル依存症です。

会社のお金の横領を繰り返し、現在回復施設へ入寮しています。

私も当事者に数え切れない程嘘をつかれ、その度尻拭い、肩代わりをしてきました。最後の横領発覚で施設へ入寮しました。ギャンブル依存症の理解ある社長さんにとても感謝しています。私は私の共依存の回復に向き合っています。

本人の、性格や人格を、否定するのは間違いです。ギャンブル依存症は脳の病気です。正しい知識と対応を皆様にも、知ってほしいです。

7ヶ月前
みち

情報過多のいま、メディアには正しい報道をする義務があると思うのと同時に、それを受け取る側の資質も問われていると感じた。大切な人や自分の尊厳を守るために、誤りや疑問を感じた時には声を上げていきたいと、心動かされる記事でした。

7ヶ月前
匿名

カード取引明細をはじめてみました。

同じ日に何度も何度も、怖くてたまりません

私にはまだ小さい孫がいます

未来を担う子供達が、楽しく暮らせる世界になって欲しい

どうしたらいいか、私と考えてみたいと思いました

7ヶ月前
koji

私は依存症の当事者です。

今まで本など文章をあまり読んできていませんでした。でもこの記事を読ませていただき大変わかりやすく、心に響きました!

水谷さんの周りの人達だけでなく、ギャンブル依存症の当事者、家族、全ての人が過去を引きずるのではなく、前を向いて生きていける世の中になっていってほしいと願っています!その為に私を行動し続けたいと思います!!

7ヶ月前
匿名

ギャンブル産業側は依存症になってしまう人の事も考えず、賭けるだけ賭けさせ儲かる一方。

一部を除き多くのメディアはギャンブル産業に頭が上がらず、個人の人格の問題、個人の責任と叩くだけ。

国の依存症対策と違法ギャンブルの規制も十分ではない。

このままでは、今後の日本を支える若い世代のギャンブル依存症者がどんどん増えてしまう。

自分がギャンブル依存症にならなかったとしても、職場や友人の中にいる可能性はある。100人中3人はいると言われており、実は身近な病気だから、間違った対応で悪化させないように全ての人が正しい知識を持つ必要がある。

そのためにも、メディアはこのAddiction Reportのように、正しい知識と問題解決に向けてどうしたら良いのかを是非伝えていってほしい。

7ヶ月前
匿名

田中代表の話は分かりやすく、まとをえて的を射ていると思います。

TVのコメンテーターの依存症の知識もなくいい加減なコメントに怒りを覚えています。今回の水谷さんの一件で勇気を出して家族会に相談に来られる当事者や家族が増えています。

今こそ依存症の正しい知識が広まり、依存症になってしまっても行き直せる世の中になるように。

息子もギャンブル依存症を考える会当事者支援部に繋がり仲間と共に回復を目指しています。

私も発信し続けていきたいです!

7ヶ月前
はーと

昔は新聞やニュースは正確な情報を流してくれた。今はメディアが豊富になり、色々なジャンルのコメンテーターがコメントする時代。

正確で必要な情報が埋もれてしまっています。

Addiction Report のような正解な情報発信源が必要だと思います。

7ヶ月前
いしちゃん

皆さん御承知の通り水原さんはギャンブル依存症でなければ大谷選手を献身的に支えた世界一の通訳としてこの世界に存在する人物だったと思います。しかし、ギャンブル依存症という病に犯されてしまった彼は身近にいる世界一の野球選手だった云えに自らが知らず知らずのうちに病的賭博が進行し、また、大金を動かせることができてしまいました。そして、闇組織からも狙われていたという事も発覚しました。一般のギャンブル依存症患者や、その家族もこの病的賭博の大きな借金を抱え社会的な人間関係からも苦しんでいます。大半の家族からは、当事者は素直で賢く学校や職場でも評判がよくギャンブルの問題さえなければ自慢できる人材だとよく耳にします。決して当事者は素の性格が悪いとか育ちが悪いとか人が変わったとかではなく、脳の病気に犯されているものです。ですから回復できる道へ誘導する社会の言葉が多くなってほしいと願います。ギャンブル依存症に対する正しい知識がこの機会に広く周知され、まだこの病気に気付いていない当事者、家族の苦しみからの開放と回復、この病気に対し平穏な社会になれるよう日本のメディアも世界基準の報道で啓発して頂きたいと思います。

7ヶ月前
息子も依存症

人をここまで追い詰め変えてしまう、それがギャンブル依存症と言う、恐ろしい病気。だからこそ人格否定ではなく依存症対策を進める、メディアも世論も皆んなが、この国のギャンブルの実態を知るべきです。

人格の問題とまとめてしまっては、世の中は変わらない。

田中さんの言葉が、行動が

私たち家族に正しい対応を教えてもらいました。

私たちも変わり、世の中も変わらないと、この病気は低年齢化し、取り返しのつかない状態になると思います

私たちの様な思いをする家族を増やしてはいけないのです。

7ヶ月前
匿名

メディアに関わる全ての人、国を動かす人、世の中の人々に影響を与えるような全ての人に読んでもらいたい記事だと思いました。

7ヶ月前
匿名

言葉を使って情報を発信する時は、正しい情報をしっかり学んで責任を持って発言してほしい。ギャンブル依存症者に何を言ってもいい、なんてことはない。

7ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症のせいではないかと思われる事件が世の中に溢れています。水原さんが特別ではありません。私は夫がギャンブル依存症ですが、病気と知らなかった時は、優しくて頼りがいのある夫が、まさかこんなバカなことをするなんてと、暴言を吐いて夫を傷つけてしまいました。

回復に励んだ夫は、以前のように穏やかです。

情報が溢れていますが、自分と同じ思考の情報が目につきやすいと思います。この不可解な病気の正しい理解が広がりますように。

忖度のない情報提供を願います。

7ヶ月前
匿名

依存症問題に昼夜を問わず回復支援を続ける、一番現場を知っている田中紀子さんの発信に、真摯に耳を傾け、マスコミ、メディア、政治家の方々も、この病の正しい知識を学び対応して頂きたいと思います。病気であること、紛れもない病気の症状だということ、だからこそ、皆が正しい知識を得て、正しい対応を取ることが重要です。人格批判からは何もうまれない。田中紀子さんが回復され、10年を超える依存症回復支援を続け、どれだけ多くの人達が救われてきたことか。その事実がすべてを物語っている。

7ヶ月前
さく

記事の全てに強い共感を覚えましたが、その中でも特に、

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ギャンブル依存症者に「異常な人間」と烙印を押すことで何かが改善するだろうか。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

という一文については、私もSNSを使い、メディアを見る一個人として常に感じて来た事です。

メディアやSNSでは、誰彼構わずに、依存性に限らず、道を外した人や巻き込まれた人に対して心無い言葉を放つ人が多く、断罪して自己満足に浸っている人も多く見られますが、そうした批判と断罪は本当に何の役にも立ちません。

ただただ、陥ってしまった人やその家族・周囲の人たちが孤立して行くだけです。

批判を持つなとは勿論言えませんが、実情を知らずに批判を発信するのは、個人もメディアも関係なく、本当に無責任で罪深いことです。

これからどんどん声をあげて、こうした風潮が変わるように共に頑張りたいと思います。

7ヶ月前
Bスリー

読ませていただいて涙が止まらなくなりました。

ギャンブル依存症は犯罪と、死と、常に隣合わせの本当に恐ろしい病気である事。そして彼らの回復をひたすら願い、待ち続ける家族の事、どうぞ正しく広く伝えていただきたいです。

人格攻撃に費やしている時間はない程、問題はどんどん深刻化していると思います。

7ヶ月前
くま子

本当にその通りで、メディアの影響力は計り知れないと感じています。どれが真実なのかわからない事柄だと、自分の考えに偏った方の報道が正しいと信じてしまったり、著名人や肩書きのある人が理解なく適当に話した事もその人に対して「間違った事をいうわけがない」と信じてしまう。だからこそ本当に発信する側(メディア)がしっかりと正しい知識と理解を待ち、今現在の状況をみ、判断力を持って発信して欲しいと思いました。

そして私達にも正しい事を判断する力が必要なんですね。

7ヶ月前
うらら

私の夫もオンラインカジノで短期間にギャンブル依存症になった1人です。田中さんの言う通り、給料日に全額なくなることなんて普通でした。何十万もその日の午前中にはなくなってしまう。

オンラインカジノは初めは無料で掛けられるからやってみようと思って始めて、深みにはまるのはあっという間。とても怖いことです。私の夫はギャンブルの問題以外はごく普通、むしろ人あたりがよくいい人です。ギャンブル依存症から心を病んでしまう人もたくさんいるなか、人格を否定されることは当事者を自殺に追い込む行為です。私の夫も自殺未遂をしています。

違法オンラインカジノやスポーツベットの取り締まり強化を願います。

7ヶ月前
匿名

田中さんの記事に感銘を受けました。人格否定は誤っている、全く同感です。

水原さんの行為は、ギャンブル依存症者なら誰でもやってしまうふつうのことだということが、この記事を読んでよく分かりました。

事件簿は大変興味深く、巧妙な手口を使うというのも、一日25回もあるあるのことだと理解できました。

メディアはどうか水原さんを攻撃する時間と労力を対策強化に向けてください。苦しむ人をこれ以上増やさないように、田中さんの言葉を信じてやれることをやってください。

7ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症という病気は本当に苦しくてたまらない病気だと思います。

メディアの伝え方次第で、違った解釈をし、それが広く世間に浸透してしまわないように、きちんと、ギャンブル依存症という病気の理解を深めて、報道してほしいと思います。

7ヶ月前
まじゅと

わかりやすい記事でした。

どれだけのマスコミ、メディアがこの記事を読んでくれるか。

理解して改善してくれること願います。

そして国‼️

この国の子ども,若者を大切に思うなら。

ギャンブルについて考えて欲しい。

シガラミあるんだろうなぁ

7ヶ月前
すー

私の息子もギャンブル依存症です。

親想いだった息子が、何度も横領し失踪した時は、今までみてきた息子は何だったんだろう?と悲しくて辛い毎日でした。

しかし、ギャンブル依存症という病気を知り、人格の問題ではない事を理解できました。

本人も捕まった時は苦しい、止められないんだ、と泣きながら訴えていました。

マスコミをはじめ、世間一般に、この病気の理解が深めて頂き、水原さんに対して人格たたきはやめて欲しいと思います。

もちろん、罪はちゃんと償った上で、回復のための正しい治療に繋げて頂きたいです。

7ヶ月前
キリマン

その通りです。活動お疲れ様です。

7ヶ月前
QOO

金額が大きく、有名人であればある程取り上げられて、叩かれる。

この記事を読んで、依存症者の心理がなるほどと理解できました。

ギャンブル依存症という病気の理解ある人が増えれば、水原さんへの判決の意味がわかると思いました。水原さんの回復を応援したいです。

7ヶ月前
匿名

メディアの、問題をすり替え個人の人格を糾弾するような報道にはいつも心を痛めています。

問題はそこじゃないだろ!と言いたくなるコメンテーターの発言を、多くの人は真実かのように捉えてしまいますし、それが発信力があるコメンテーターならその影響は計り知れないです。

報道のあり方を変えていくのは困難な道のりだと思いますが、この記事を読んで改めて自分も声をあげていこうと思いました。また、報道を見る側の自分にも、見分ける力をつけていきたいと感じました。

7ヶ月前
カヨ

依存症になると人は変貌するとギャンブル依存症の専門医から伺いました。犯罪まで犯してしまう恐ろしい病気です。家族や周りの人たちが正しい知識と理解を持つことによって、早めに治療に結びつける事ができると思います。我が家は息子がギャンブル依存症です。8年前に海外のスポーツ賭博にはまり変わって行く姿を目の当たりしました。ギャンブル依存症などという言葉すら聞いた事がなく、毎日苦しい日々を送っていましたが、娘からワイドショーでギャンブル依存症の特集を見た、弟はギャンブル依存症だ思うと教えられ、ネットで調べて病院、自助グループ、ギャンブル依存症問題を考える会の相談会にすぐに繋がる事ができました。報道の力は絶大です。助けられる人が増えます。アディクションリポートの正しい報道はとても貴重です。

7ヶ月前
りさ

本当に記載のとおりだと思います。この病気は亡くなることもある病気であり、人格を否定しても何も改善されない。

罪を償うことと人格否定を一緒にすることは間違い。

巨額の利益を生み出すギャンブル産業は依存症対策に力を入れる良いタイミングなのではないでしょうか。

7ヶ月前
匿名

この記事は、数々のデータに基づき根拠を前面に出した大変説得力のあるものです。

依存症問題に精通した彼女にしか書けない忖度抜きのまさに渾身の記事だと思います。

依存症全般に向けてのメッセージ性が素晴らしい。

言葉の重さが全く違う。

依存症の問題を抱えるひとは勿論、報道関係者こそ読むべき貴重な論説ではないでしょうか。

「この人なら何かやってくれそう」

そう思える氏は本当に稀有な方です。

7ヶ月前
匿名

田中紀子さんの話は、いつも本当に分かりやすいです。

そして…

依存症に苦しんでいる人たちが生き直していけるための支援

依存症にならない世の中の環境整備

依存症についての理解啓発 等々

誰よりも精力的なら行動にリスペクトしています。

7ヶ月前
すず

水原さんの報道が出る度にギャンブル依存症者を家族にもつものとして本当に悲しくて悔しい思いです。水原さんはテレビやメディアが面白がって報道しているような悪人じゃない。あの大谷選手から信頼をされるような資質をお持ちの方で、でもギャンブル依存症だった。病気の症状と人格は全然別問題。メディアは報道するならそのことをちゃんと報道してほしいし、コメンテーターも1人の人間の人生が変わっちゃうかもしれないことを知りもしないで簡単に口走らないでほしいです。

7ヶ月前
みどり

田中紀子さんの考えや意見を強く支持します。私もギャンブラーの息子の犯罪に驚愕し悲しみ、命を断てば楽になれると思った過去を待っています。

息子は普段は優しく、働き者でした。

ギャンブルが人生を狂わせましたが、今では仲間をえて、私も息子もそれぞれ回復の道を歩んでいます。

マスコミの皆さん、ギャンブラーや周りの家族を支えるための報道に尽力してください。水原さんの人格否定は絶対やめてください。

病気の正しい理解と啓発をなにとぞよろしくお願いします。

7ヶ月前
キャサリン

一平さんの一連の行為は「ギャンブル依存症の人」そのものだ。

と、ギャンブル依存症の第一人者田中紀子さんはじめギャンブル依存症の当事者やその家族が毎日のように発信していても、それを理解できない人、それどころか「ギャンブル依存症」だったら許されるのか、「ギャンブル依存症と詐欺行為は別の裳の」というような批判、人格否定が多く見られるのがほんとに口惜しい。

この記事を読んで、現実を見、知り、未来ある多くの若者を救うために、正しい啓発、規制、対策を求めていく社会に!

そのためにもAddiction Reportに続くメディアがどんどん現れるよう、メディアのみなさんの良心に訴えたい。

7ヶ月前
はな

ギャンブル依存症の方が抱える、とてつもない苦しみと悲惨な現状に愕然とします。

問題を抱えた方の口座の明細など拝見したことがなかったので、とてもリアルですごく衝撃を受けました。。。

ギャンブル依存症からの回復を続けている田中紀子さんの解説は、ご経験の上のものなので非常に分かりやすく、また納得します。

ギャンブル依存症の問題を抱える方の人格否定は本当に止めて頂きたい。

無知な著名人による袋叩きも、それを垂れ流すメディアも、命に関わる深刻な病気であり当事者も周囲の人も回復を目指して必死に頑張っていると知ってもらいたい。

7ヶ月前
ヨーコ

田中プロデューサーの渾身の記事を読み感動に似た魂の震えを感じています。メディアの責任、メディアに踊らされる民衆。粘り強く訴え続けるそのストイックな姿に、ギャンブルの問題を持つ家族は救われますし、社会の認識も変化するのだと信じます。

「報道を目にする一般の方々も、メディアとギャンブル産業側との関係を今一度考えてみてほしい。個人の自己責任論にすり替える依存症報道は真実なのか?」

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