Addiction Report (アディクションレポート)

水原一平さんはなぜすぐバレる嘘をついたのか

大谷翔平選手が会見で、水原一平さんに嘘をつかれていたと説明しました。なぜすぐにバレてしまう嘘をついたのか。ギャンブル依存症の当事者で家族でもある田中紀子が解説します。

水原一平さんはなぜすぐバレる嘘をついたのか
ギャンブル依存症者が嘘をつくのは、悪人だからではなく、病人だからだ(ギャンブル依存症問題を考える会作成のポスター)

公開日:2024/03/26 23:15

日本時間の2024年3月26日、大谷翔平選手が、通訳だった水原一平さんの違法賭博の件に関して記者会見を開いた。

大谷さんはご自身の言葉で改めて一平さんの肩代わりを否定し、まったく知らぬ間に勝手に送金されていた旨を語った。

これは捜査機関が調べれば、真偽のほどはすぐに判ることなので、おそらく大谷さんは本当のことを話されたのだと思う。

ぼんやりとだが全容が見えてきたことで、現時点でギャンブルの依存症者だからこそ理解できることをお伝えしたい。

嘘をついたことで問題が大事に

この問題がここまで大事になってしまったのは、そもそも一平さんのギャンブル問題についてネタを掴んだESPNに対して、虚偽の説明をしたことが大きい。

この時、一平さんは、さすがに窃盗のことを言い出せずに「翔平は、明らかに不愉快そうだったけど肩代わりをしてくれた」と言ってしまったのだと思う。

そしてこういった取材を受けたことが球団側の耳に入ると、一平さんは代理人に「それは友人の借金で自分が肩代わりをした」と説明した。

しかし翌日になると、代理人に「本当は自分の借金で、翔平が肩代わりしてくれた」と説明。しかもそれは大谷さんも了承済みだと話した。

そして韓国での第一戦終了後、チームミーティングで、一平さんは「自分はギャンブル依存症。借金を翔平に肩代わりしてもらった」と、クラブハウスで説明し、大谷さんには「ホテルで詳しく説明する」とお茶を濁してしまった。ここで大谷さんは英語を完璧には理解できなかったが、何かが変だと感じる。そして大谷さんが、詳細を尋ねたところで、全ての嘘がバレる——。

時系列的にはこんな感じになっていたようだ。

大谷さんの口座から、なぜ一平さんは大金を勝手に盗み出せたのか?

もちろん世間の関心はそこに向くわけだが、要はパスワードがとIDが判れば何でもできてしまう。

だがその手口はおそらく捜査機関は模倣犯を恐れ、公表しないのではないかと思う。

その場しのぎの嘘 ギャンブル依存症者の典型的なやり方

窃盗の手口はともかくとして、この経過を見ると、典型的なギャンブル依存症者の嘘だなぁと感じる。

辻褄が合わずその場しのぎで、その人に合わせた嘘を言ってしまう。

あまりに金額が大きいので惑わされてしまうが、ゼロを2つとって600万円ぐらいで考えれば、ギャンブル依存症者の家庭で日常茶飯事に起っていることである。

例えば、親や祖父母の口座からこっそりお金を盗む。

家族はそれほど警戒せずに財布を置いているし、地方の老人は貴重品をまとめて仏壇にしまい込んでいたりする。

暗証番号は大抵の場合、家族の誰かの誕生日など、なんとなくあたりをつければ3回以内には引き出せてしまう。場合によっては、おばあちゃんがご丁寧に通帳と一緒に暗証番号のメモも入れて、信玄袋やビニール袋に何重にも入れて後生大事に持っていたりする。

しかも貯金が大好きな日本人は、溜め込んでいる通帳を頻繁に見たりしない。案外長い間気づかれないのだ。

だが何かの拍子に家族は気づく。

先日の相談会には、「あまりに頻繁に毎日のように数十万円ずつ引き出されるので、銀行員がお知らせしてくれた」という事例もあった。

地銀や信金など、地域密着型の金融機関だとこういうことから発覚することもある。

家族は身に覚えのない引き出しに慌てる。当然息子にも心当たりがないか尋ねる。

するとギャンブラーの息子は「全く知らない。サイバー犯罪じゃないの」としれっと答える。

微塵も疑わない親たちは「そうよねぇ」となって警察に届ける。警察が防犯カメラを確認するとまんまと息子が映っている。

これは特殊な例などではない。

我々の相談会では「でたー!」と思わず声が上がるくらい、日常茶飯事に起きているのである。

その上「妻にバレたら離婚される」などと親に口止めし、妻には「親にだけは知られたくない」などと泣きついて、両方から肩代わりをさせていることもザラだ。

中には強者もいて、「りこさんに(私のこと)相談したら、『こうやって繋がってきたんだし、これが最後の借金だから、今回だけは親に払ってもらいなさい』とアドバイスされた」などと言って、親をたぶらかす輩もいる。

なぜすぐにバレる嘘をつくのか

ではなぜ、ギャンブラーはこうしたすぐにバレる嘘をついてしまうのか。

それはもう「頭の中が病気になっているから」としか言いようがない。

辻褄が合うとかあわないとか、慎重に考える理性が働くなり、気がついたらその場しのぎの嘘が口から出ていたという感じである。

とっさに嘘をついてしまう、これは病気の「症状」なのである。

ではなぜ周りの人は、本人の病気に気づけないのか。

それはもう「病気の症状が知られていないから」である。

ギャンブル依存症は、アルコールや薬物と違って目に見える症状がない。

しかも症状としては「ギャンブル及びそれに伴うお金のコントロールを失う」ことだけなので、他は普通である。

ギャンブル依存症者は仕事熱心

もちろん病気が進行し、うつ病などを併発すると働く気力を失ったりするが、大抵の場合ギャンブル依存症者は、仕事はがむしゃらにやっている。

そもそもがむしゃらに仕事をして残業代を稼ぐなどしないと、借金が回らなくなっている。

また、ギャンブル依存症者は嘘をつき家族は騙せても、自分自身は騙せない。

大切な人を傷つけている自分を「最低だ」と自分自身が一番憤っている。だから仕事は最後の砦であり、唯一のアイデンティティとなっている場合が多い。

相談会に訪れる家族はこう言う「仕事は一生懸命なんです。仕事はできるんです」「だからギャンブル依存症だとは思わなかった」と。

多くの人はギャンブル依存症者を、遊び人か人間のクズだとイメージしている。

そのため仕事熱心で、子煩悩で、勉強やスポーツもできて、優しい夫であるうちの息子が?うちの夫が?と、信じられないのである。

多くの人が、一平さんの第一報を聞いたとき「まさか!」と思ったのではないだろうか。

英語が堪能で、世界の一流選手に混じって仕事をこなし、真摯でチャラい雰囲気など微塵もない好感度の高い一平さんが、「ギャンブル依存症なんて信じられない」と。

それはギャンブル依存症のことを知らなすぎるために感じるギャップだ。

もちろん遊び人や怠け者が居ないわけではないが、大抵のギャンブル依存症者は、働き者で良き父、良き息子、良き夫である。

そもそも嫌な奴で、信用できない、怠け者であったなら、人は金など貸さない。

貸しても大丈夫だと思われるから、ギャンブル依存症の泥沼に陥るのである。

一平さんは、ギャンブル依存症だから嘘に嘘を重ねたのである。

嘘つきだから、ギャンブル依存症になったのではない。

世間は粗探しをしてギャップの辻褄合わせ

ところが、「良い人イメージ」と「ギャンブル依存症者」のギャップが大きければ大きいほど、世間の人は不気味に感じ、「そもそも怪しい人間だった」ということにして、自分の感情の落としどころを見つける。それでないと訳が分からず、なんとも心地が悪いからだ。

そして重箱の隅をつつくようにして、過去をほじくり返す。

果たして過去に一度も話しを盛ったり、見栄をはったりしたことがない人などいるだろうか。

学歴をちょっと盛ったとして、それで業績まで否定されてしまうのはおかしくないだろうか。

大谷さんの口座の金を盗んだのはギャンブル依存症という病気では、珍しい症状ではない。

家族間ではしょっちゅう起きているし、前回の記事にも書いたが横領事件など枚挙にいとまがない。

それを「ギャンブル依存症が問題なのではなく、他人の口座の窃盗が問題だ」という人がいるが、元々窃盗犯だったのではなく、依存症がそこまで進んでしまったのである。

ギャンブル依存症はそれだけ恐ろしい病気なのだ。

犯罪まで手を染めるのは、「重症」だったから

私や夫はギャンブル依存症ではあったが、犯罪はしていない。

ヤミ金にも手を出していないし、家庭内窃盗もしていない。

「お互いただただ借金を自転車操業していただけ」と言えば、「だけ」である。

では、窃盗や横領をした他の仲間達より我々が人格者かと言ったら、全くそんなことはない。

ただ単に、あの頃の我々は充分辛かったが、今思えば病気がまだ軽症だっただけである。

病気の進行度は、どんな病気もそうだと思うが、体質としか言いようがないと思う。

コロナだって重症化する方もいれば、罹ったことに気づかない人もいる。

それと同じで、何千人という相談を受けてきたが、我々のようにただただ借金を繰り返すというレベルで繋がってくる人もいれば、公務員や資格職のように安定した職に就いていても、あっという間に犯罪に手を染め、20代の若さで刑務所に行ってしまう人もいる。

その差は、病気の重症度なのだと思う。それ以外の明確な違いや理由が見つからない。

一平さんは重症度の高い、進行の早いタイプのギャンブル依存症者だったのだと思う。

伝えるべきは、「ギャンブルに手を出せば依存症リスクがあり、自分が犯罪者にまでなる可能性もある」という事実の方だ。

依存症は大事な人を傷つける残酷な病気

私は、ギャンブル依存症の当事者でもあるが、家族でもある。

最後に夫の借金が見つかった時に、自助グループに繋がった。

その時、ギャンブル依存症の当事者であった、回復し続けている仲間がこんな風に教えてくれた。

「ご主人は悪人ではなく病人だったんです」と。

この言葉にどれだけ救われたことか。

大事な人に、依存症ゆえに嘘をつかれ傷ついた経験のある人にしか判らないかもしれない。

愛する人と過ごした日々や、信頼関係や、苦楽を共にした想い出の全てが嘘だった訳ではない。

なぜあなたを傷つけたのか?それは愛情とは別問題である。

依存症とは大事な人を傷つける、残酷な病気なのである。

では、傷ついた大谷翔平さんや、一平さんの奥様はどうすれば良いのか?

次回書きたいと思う。

【関連記事】


コメント

13日前
匿名

ギャンブル依存性だから嘘を重ねた…そうかもしれないがやっていいこと悪いことはあると思う。病気だからとか周りの理解がというが、やはりやられた方は怒りが込み上がるのは分かっていただきたい。

ギャンブル依存性の知識と理解・擁護も必要かもしれないが、必ずしも皆が治るわけじゃなく繰り返してしまうこともある。その為また傷つく人も増えることもわかってほしい。

1ヶ月前
匿名

当事者の方による解説ありがたいです!

1ヶ月前
匿名

こういう事実、先ず大谷選手やチームメイトに届いて欲しい。

ギャンブル依存症だから嘘をついたんだ、って報道あるにはあるけど少なすぎる。

1ヶ月前
匿名

読んでるうちに涙が出ました。

自分はたかがお金のことで嘘をつかれるような人間なのかと、失っても惜しくない程度の信頼関係なのかと、何度も傷つき、そのうちその感情に蓋をしていたことに、今気が付きました。

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存性。。まるで無縁かのように生きていました。

息子がこんな大病を罹っていた事を知った時は、絶望的な気持ちになりました。遥か昔。今世界中が、この病に感心を持ち対策はあるか??考える時が来たんだと思います。嬉しいです。

田中さんを応援します。

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症だから嘘をつくんですね。記事を読んでいて「確かにそうかも」と思えました。私達が観てきたどの姿が本当の姿なんだろう…と、悲しく思っていましたが、どの一平さんも本当で、ただ彼はギャンブル依存症だったんだと、記事を読んで思えました。ありがとうございます!

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症者は嘘と借金を繰り返します。息子も数えきれない嘘を次から次と…

お金の工面の為には想像できない頭脳を使います。

それが依存症の病気と言う事、家族や友達では手立てがない事、きちんとした回復支援に繋がるしかありません。

回復した有名人も沢山います。

その人達は今苦しんでいる仲間を助ける立場で活動されてます。

今、このタイミングで広く社会に周知され、 一人でも多くの依存症者を救える社会を願ってます。

1ヶ月前
匿名

一平さんは、ギャンブル依存症だから嘘に嘘を重ねたのである。

嘘つきだから、ギャンブル依存症になったのではない。本当にその通りだと思います。

1ヶ月前
匿名

息子がギャンブル依存症になり家族は、はじめ困惑しました。

ギャンブル依存症の知識と理解を広めたい。悪人ではなく病人なのです。

1ヶ月前
まりちゃん

私の夫はギャンブル依存症です。

家計の口座からお金がなくなってるのに気づいた時、夫にも聞きましたが「知らない」と。じゃあ第三者の不正利用か?と思い警察に行こうかとしたところで夫がやったと判明。

夫がお金を取ったことも驚いたが、なんでそんなにすぐにバレる嘘をついたのか不気味でたまりませんでした。

それがギャンブル依存症の症状であると今は理解していますし、改めて今回の一件の事件でも、ギャンブル依存症者とその家族に巻き起こっているあるあるな出来事だと思いました。

被害額のケタも違うし世間離れしている世界で起こったことだから一見特殊な感じがするけど、全然そんなことはない。

1ヶ月前
匿名

まさに「虎の威を借る狐だった」とあるアナウンサーが言っていました。もともと悪人だったかのように伝える報道を観ると怒りと悲しみを覚えます。ギャンブル依存症になったとしても、業績や人間性は否定されるべきではありません。

「大谷選手がんばれ!!」だけでなく、一平さんにも回復の手をさしのべた報道をしてほしいです。

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症を知らない人からみたら全く理解できなきかも知れないけど、嘘は病氣の症状で、重症になるほど、嘘がひどくなる。

簡単ではないけど、水原さんも、治療に繫って回復の道を歩んで欲しい。

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症は、本当に残酷な病気です。世界中の人がギャンブル依存症の病気の正しい理解がされますように。日本も、ギャンブル依存症の病気を、真剣に取り組んでいただきたい。

メディアも、正しい対応や行動を発信する時です。

1ヶ月前
まさ

「悪人なおもて往生をとぐ、いわんや病人をや」

一平さんが治療プログラムや自助グループに繋がり、回復のステップを歩むことができるようになることを祈ります。

1ヶ月前
バク

世界中を驚かせたこの1件。おそらく公私ともに強い信頼関係をこなしてきたはずだ。

ギャンブラーの息子は発覚するまでは問題なく信頼していた。依存症はこの信頼関係を壊していく悲しい病気である。

この事件により、世界中にギャンブル依存症はれっきとした病気である、それは人格を否定される問題ではない事、回復に手をさしのべるべきである事を周知してほしい。

1ヶ月前
あい

ギャンブル依存症の当事者と家族という、両方の立場であるりこさんだからわかる心理ですね。嘘をつく事が病気の症状だなんて、嘘をつかれた方には理解出来ないですもの。私は傷ついて相手を恨んで自分の人生がどうにもならなくなってようやく、ギャンブル依存症という病気を理解しました。病気の知識が社会に、広まることを願います。

1ヶ月前
匿名

これを全ての人が読んでほしい、ギャンブル依存症がどんな病気なのか、症状が重くなれば本人だがその周りの人をそれ以上に苦しめる事になる、恐ろしい病だから、これをきに皆さん正しい知識と対応を学んで頂きたい

1ヶ月前
ティティ

この病気の事をもっと理解してほしい

とても分かりやすく説明して下さり1人でも多くの方に理解をしてほしい

ばれるのをわかってるのに嘘をついてしまう脳の病気です

ギャンブル依存症で家族を巻き込んで苦しんで生きづらさを感じながら毎日を送ってる人がいっぱいいます

1ヶ月前
すー

ギャンブル依存症はれっきとした病気。

その人の人格が悪いわけではない。

今、色々な情報が拡散されていく中、

このような正しい記事が多くの人の目にとまり、正しい知識を知って欲しいと思います。

1ヶ月前
匿名

一平さんは悪人でなく病人です。

嘘は、依存症者の典型的な症状です。

ギャンブル依存症の病気の正しい理解が社会に認知されますように!

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症は脳の病気です!世界中の方にギャンブル依存症の正しい知識と理解を知ってほしいです!悪人ではなく病気です!本人は止めたくても止められないんです!

回復できる道はあります!

1ヶ月前
匿名

田中紀子さんが伝えたように、本当に周りの人も巻き込まれる病気です。

ギャンブル依存症を知らなかった時は、ただただギャンブルが好きでやめられない人のことだと思っていた。

そんな単純ではない。

本人も周りの人も、辛い状況に陥いります。今回の件で正しい知識が広がることを願います。

1ヶ月前
匿名

息子がギャンブル依存症です。

あの、真面目で優しく、友人に囲まれていた息子がギャンブル依存症になってしまいました。

りこさんが書いてあるままの症状の息子になってしまいました。

今思うと息子には息子の生きづらさがあったのでしょう。

今は世界がギャンブル依存症の回復への理解、仲間の中で回復するという事。嘘は自分を守る為の必死の病気の症状なんだと理解して欲しいです。

1ヶ月前
Haku

ギャンブル依存症は本当に残酷な病気です。ギャンブル依存症の病気の正しい理解が今、田中さんの解説によって日本中世界中に広まってほしいです。

1ヶ月前
きのこ

まさに!

私の夫は嘘つきだからギャンブル依存症になったわけではない。ギャンブル依存症だから嘘をついた。本当にそうですね。田中紀子さんの言葉が胸に突き刺さり涙が止まらない。

ギャンブル依存症家族の会につながって、病気を知り夫の行動を理解することができた。依存症者は悪ではない。

どうか正しい知識が世界中に広がりますように。

1ヶ月前
匿名

家のお金を盗むことを繰り返していた息子。

その原因がギャンブル依存症からきているというのは数年たって手にした田中紀子さんの著書ではじめて気づきました。

私のように気づかないご家庭は多いかと思います。正しい知識が広まりますように。

1ヶ月前
匿名

目を見てウソをつかれた時、ショックだった。でも病気の症状だとわかってホッとした。同じ経験のある家族みんなが、同じような経験をしているのを知って、さらに本当に病気の症状なんだと腑に落ちました。ウソが病気のはずがないと思い込んで、現場を見ていない人にはわからないかもしれないが事実。

1ヶ月前
匿名

目を見てウソをつかれた時、ショックだった。でも病気の症状だとわかってホッとした。同じ経験のある家族みんなが、同じような経験をしているのを知って、さらに本当に病気の症状なんだと腑に落ちました。ウソが病気のはずがないと思い込んで、現場を見ていない人にはわからないかもしれないが事実。

1ヶ月前
匿名

自分の息子も依存症です、嘘をいっぱい付かれました、息子のことを憎んで仕方がなかった。

ギャンブル依存症家族の会を通い、田中さん書いた本で「ギャンブル依存症は病気です」と読んだ時、息子に対した憎しみを一気に消えました、病人に憎んだりする必要はないと心楽になりました。

田中さんは書籍や、ネット、動画を通して人々に「ギャンブル依存症は病気です」と詳しく解説し、とても感謝します!田中さんはギャンブル依存問題を抱えている家族達の救い主です。

私も小さいけど、人の力になりたいです

1ヶ月前
匿名

「水原さんは悪人ではなく病人だったんです」

大谷選手を傷つけてしまいましたが 病気がそうさせてしまうことがよくわかりました。

水原さん、ご家族の皆様、どこか回復できる場所に繋がること祈ってます。

1ヶ月前
匿名

病気なんですね…。罪を責め立てるのではなく、病気の症状としてみとめて回復につながる必要があるんだなと思いました。

1ヶ月前
ダンプ

水原一平がきっかけで自分もギャンブル依存症を治したいと深く思うようになりましたが、考えすぎておかしくなり昨日精神科を通院し、うつ状態だと診断されました。

1ヶ月前
はな

もし、大谷翔平さんや、ドジャースの監督と球団の仲間達もギャンブル依存症は病気ですと言うことがわかれば

水原一平さんを許し、また公の場で「一平さんを許してください、彼は悪人ではない、ギャンブル依存症は病気ですから」と呼びかけたら、どんなに反響が出るだろう

1ヶ月前
匿名

私の夫もギャンブル依存症です。

子煩悩な夫が子どもの学資保険に手を出していたことを知ったとき、二重人格なのかと思いました。

夫は病人でした。

水原氏が正しい回復の道に向かってほしいです。

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症の病気が今すごく報道されています

世間の人に この病気の残酷さを知ってほしいです本人も家族も苦しいです でも 回復できる病気なんです

それには 周りにいる人達が正しい対応を知っていただきたいです

1ヶ月前
匿名

私の夫もギャンブル依存症です。

最初は病気だよと言われても受け入れられなかった。

ギャンブル依存症の近しい人が集まる自助グループに参加したり、病気に詳しい方に話を聞いたりしていくうちに少しずつ理解が深まり受け入れられるようになった。

家族ですら、甘えじゃないのかと責めてしまう、関係ない人でさえ「悪人だ」と決めつける。

知らないって怖い。

もっと世間に病気の理解が広まって欲しい。 

1ヶ月前
匿名

ほんとこの病気は恐ろしく、周りの理解も必要です。正しい理解と対応が求められます。

この記事が多くの方に伝わり、世の中が理解されるといいです。

1ヶ月前
K

すぐバレる嘘をつくのがギャンブル依存症の症状であるのがよく分かりました。世の中の人がギャンブル依存症は病気である事を理解してもらい正しい対応ができる様になってもらいたいです。

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症の息子の渦中の時を思い出した。

家族、友達、同僚、親戚のおばちゃんにまで、お金の事なら誰にでも貸してと、、、

その時は息子は狂ったと思いました。

病気だと分かって少しホッとした、、、、、だが回復には時間がかかる。

今、若い方々のネットによるギャンブルが蔓延していると聞く。

早く法律的に取り締まらないと若者が大変な事になる。

この声が届くように。

1ヶ月前
匿名

嘘、嘘、嘘…何度息子に嘘をつかれたことか。

その度に信じて裏切られ…

自分の育て方が悪かったと落ち込み、死んだ方がマシ、死んでくれた方がと悩んだ毎日だった。

それは自分に何の知識もなく同じ境遇の仲間に話せば話すほど「あるある」な事だった。

水原さんのご家族の回復を願うばかりです

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症という病気について、わかりやすく書かれていると思う。病気のこと、多くの人に知ってもらいたい。悪人ではなく病気ということばがひびく。

1ヶ月前
匿名

悪人ではなく病人

回復の道に繋がることを祈ります

1ヶ月前
ソラ

夫が競馬で多額の借金を作っていた事が発覚しました。夫はギャンブル依存症の当事者の自助グループに、私は家族の自助グループに繋がりました。それまで全く知らなかった事、ここに田中紀子さんが書かれている事を今、学んでいます。今回、水原さんがとった行動、心の内の苦悩、家族同然の付き合いであったろう大谷さんの受けた衝撃、混乱は、他人事ではない。私が同じ経験をしました。そうなのです、誰にでも、今日、発覚することなのです。そして、もしその日が来たら、繋がれる仲間がいる。そのことを、こうして懸命に世の中に広めようとしてくれている人達に、私は心から感謝しています。そして、私も小さくても、その力になりたいです。

1ヶ月前
匿名

「ご主人は悪人ではなく病人だったんです」

この言葉に、まさに救われました。

一平さん、奥様、大谷翔平選手の回復を願っています。

1ヶ月前
青色

依存症とは大事な人を傷つける、病気なのである。

まず、これをみんなに知ってほしい。

1ヶ月前
KOJI

私も当事者の1人です。

このような解説を書いて頂きありがとうございます!ほんと共感出来るところがたくさんあり読んでいるうちに自然と涙が出てきました。次回も楽しみにしてます。

少しでも多くの人に認知してくれれば嬉しいです。

そのため今後も自ら行動し続けたいも思います!!!

1ヶ月前
KOJI

私も当事者の1人です。

このような解説を出してくれてありがとうございます!本当に共感するところが多過ぎて自然と涙が出ました。次回も楽しみにしております。

少しでも世の中に認知してくれる事を祈っております。

そして自らも勇気を出して行動し続けます!!!

1ヶ月前
よねっち

大谷さんがスゴイ人

一平さんもすごい人

どちらも同じ日本の宝物

もしかしたらアディクション界の宝物

だと思っている。

心配してる

回復して欲しいと思ってる

生き直して欲しいと思ってる

りこさんのメッセージが届くのを願ってる

いつもと 目が違うから

りこさんの体も心配してる

1ヶ月前
うりのすけ

水原一平さんがなぜすぐバレるような嘘を重ねたのか、なぜ犯罪にまで至ったのか分かりやすく描かれていて、納得しました。

また田中さんのご主人が「悪人ではなく、病人だった」と仲間から教えられたお話がとても印象に残りました。

1ヶ月前
ノン

罪人ではなく、病人という眼差しでこの事件を紐解けば、彼以外の同じ病気にかかっている人たちへの福音となると思える。

1ヶ月前
匿名

世の中には自分の知らない事がたくさんあって、自分が思ってたのと違う事に満ちている、ということを「ギャンブル依存症」をきっかけに考えられる、柔軟な人が増えたら(自分も含め)素晴らしいです。

1ヶ月前
匿名

田中紀子さんがおっしゃる通り、ギャンブル依存症という病気の症状、知識、情報を、今こそ世界中の人が学び、また当事者の家族や近しい友人が取るべき正しい対応や行動をメディアも発信する時に来ていると思います。日本も世界も、国をあげて、このことに真剣に取り組まなければいけない時が今まさに来たと感じています。私も息子も、軽症のうちに、田中紀子さんや家族の会に繋がれたからこそ、回復出来たとしみじみ感じています。

また元依存症で現在も回復し続ける人達の勇気ある発信にも心からエールを送りたいと思います。私達はその勇気を無駄にせず、真摯に学んでいきたいと思います。

1ヶ月前
あこ

ギャンブル依存症は本当に残酷な病気です。周りの人、家族は依存症当時者のうそに傷つきます。振り回されて家族も疲弊していきます。ギャンブル依存症の病気の正しい理解が社会に認知されますように!

1ヶ月前
匿名

ギャンブル依存症は病気だということがよくわかった。

家族を傷つけるこわい病気だとわかった

1ヶ月前
コーイチ

そのままですね。まさに!ギャンブル依存症になって行くプロセスが見事に分析されています。

自分自身の日々に蓄積される些細な心の動きをありのままに表現することは大切だと思います。

これを怠ると自身から焦点がどんどんズレて行くんですよね。

1ヶ月前
てっちゃん

この記事が多くの方に伝わり、理解される事を願う。

水原さんの問題でテレビのパネリストに抜擢されるような「評論家」?でも

全くギャンブル依存症を理解できていなかったり、ギャンブル依存症者の現状について無知すぎる方が多い日本の現状がある。

コメントポリシー

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが確認した上で掲載します。掲載したコメントはAddiction Reportの記事やサービスに転載、利用する場合があります。
コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただいたりする場合もあります。
次のようなコメントは非掲載、または削除します。

  • 記事との関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 特定の企業や団体、商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 事実に反した情報や誤解させる内容を書いている場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合
  • メールアドレス、他サイトへのリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。以上、あらかじめ、ご了承ください。