大谷翔平選手も巻き込まれたギャンブル依存症の怖さ 当事者や周りはどうしたらいいのか
大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平さんが、違法なスポーツ賭博にハマって多額の借金を作り、大谷選手のお金を借金返済に使ったとしてドジャーズを解雇されたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。情報は錯綜していますが、報道されている範囲でギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子が解説し、当事者や周りはどうすべきなのか提言します。
公開日:2024/03/21 08:27
米国大リーグで大活躍中の大谷翔平さん。ドジャースに約1000億円という大型契約金で移籍、さらに今月結婚を発表し、おめでた続き。大ファンの私は「大谷翔平人類最強説」を唱えていたが、本日、日本時間2024年3月21日に、これまで苦楽を共にしてこられたであろう通訳の水原一平さんが、違法スポーツ賭博にはまり6億7000万円もの借金を作りドジャースを解雇。しかもその借金返済は大谷さんの口座からなされたという衝撃的なニュースが飛び込んできた。
端から見ていると完璧人間と思われる大谷翔平さんでもギャンブル依存症問題に巻き込まれるのかと、この問題の根深さを改めて思い知る気持ちになる。
現在はまだ報道ベースでしか情報を掴めていないため仮説を含めることになるが、このニュースからギャンブル依存症問題について改めて考えてみたいと思う。
尚、ニュースソースとして「RONSPO」に状況が比較的詳しく書かれていたので、この情報からギャンブル依存症問題の観点で考察させて頂きたいと思う。
1)大谷翔平さんが水原一平さんの借金を尻拭いしていた?場合(のちに否定)
記事にも書かれているが、ワイドショーなどでも当初は「明らかに彼(大谷)はそのことを快く思っておらず、二度とこのようなことがないように助けてくれると言った。彼は私のためにそれを支払うことを決めた」と水原さんが言ったとされていた。
そして、昨年の9月、10月と2度大谷さんの口座から50万ドル(約7500万円)の送金がなされたのち、「今回で最後だ」ということで、今回6億7000万円の送金をしたと報じられている。
真偽のほどはともかくとして、一般論としてギャンブル依存症者に対する周囲の特に家族がやってしまう間違った手助けとしてはこれが一番多い。
ギャンブル依存症は理解されにくい病気である。
他のことはまともにできる。つまり良い夫であったり、良い父親であったり、仕事もできるといった人が、唯一ギャンブルのコントロールだけを失ってしまうのである。
当然、家族や友人はその状況が理解できない。普通に言葉が通じ、内容を理解でき、それを行動に移せると思ってしまうのである。
また依存症者自身も、相手の言葉を受け止め理解もしている、そして言われたことは「もっともだ」と思っている。だがその「ギャンブルを止め続ける」という行動だけができないのである。「我慢」という精神論では解決できないのだが、本人も周囲もまさかそのような重篤なコントロール障害が起きていると思えない。
こうして度重なる借金の尻拭いをしてしまうのである。
相手が信頼関係のある愛する人、大事な人なら尚更である。その人が、苦しみ、悩み、涙を流して懇願する時、それをNOと言い続けることは、身を削られるように辛い。
ギャンブル依存症者を前にした時に周囲の人に必要なのはまずは「正しい知識」であり、その上で試されるのは「真の手助けをする毅然とした心(タフラブ)」なのである。
残念ながらギャンブラーの借金は肩代わりを続けていると、本人は回復に向かえない。ギャンブラー自身が「自分の人生はギャンブルの問題でどうにもならなくなった」と体感することが重要なのである。
2)大谷翔平さんが水原一平さんのギャンブル問題を知らなかった場合
記事によれば水原さんは、先のコメントを覆し、「大谷選手は自分のギャンブル活動、借金、返済努力について何も知らなかった」と述べたとある。
こちらも真偽はともかくとして、ギャンブル依存症として考察するなら、これはもう「あるある」だと言うしかない。
水原さんと翔平さんは家族ではないので、そこまで安易に口座から預金を引き出せたかどうか判らないが、生活のあらゆる点で水原さんがサポートをしていたとしたら、あり得なくはないと思う。
ギャンブル依存症者は、あらゆる方法でお金を得る。妻のキャッシュカードから、親の預金から、果ては入院中の祖父母のお金まで手をつけてしまう。
「暗証番号を変えたのに」「絶対に判らないところに隠してあったのに」「鍵も持っていないのに忍び込まれた」——。こんな声を何度も聞いている。これはギャンブラーの嗅覚としか言いようがなく、お金を得るためには尋常ではないくらい頭が回ってしまう。
他にもギャンブルのお金と知らずに、貸してしまうというケースもある。
「親ががんで高額な医療費がかかる」
「妻と自分の親が認知症で施設に入れたので金が足りない」
これらは実際に私が聞いたことがあるギャンブラーの嘘で、友人がその嘘にだまされて多額のお金を貸してしまったケースである。
「信じていた人から、信じられない仕打ちを受ける」これがギャンブル依存症者の周囲の人に起ることで、ギャンブル依存症がとても残酷な病気だと言われる所以である。
3) 日本でも被害者続出!スポーツベッティング
今回、水原さんがハマってしまった、スポーツベッティング(※)は決して対岸の火事ではない。日本でも、すでに被害は蔓延している。
※スポーツの試合の勝ち負けなどに賭けるギャンブルの一つ
水原さんは「違法だと思わなかった」とコメントしているが、このコメントには信憑性があると思っている。アメリカではカリフォルニア州では違法だが、すでに40州がスポーツベットを解禁している。
実は完全に違法となっている日本でも、あまりにも身近で蔓延しているため「違法」だと知らない人が多数いるのである。インターネットの世界では、州境など関係ない。それどころか国をまたいで広まってしまうのである。水原さんが違法だと思わなかったとしても不思議ではない。
ではなぜ日本でも違法スポーツベッティングサイトは蔓延しているのか?
日本人向けに日本語で書かれたサイトが多数あり、BeeBetのように著名人が広告塔となり宣伝していたケースもあることから、多くの日本人被害者が出たのである。
スポーツベットは世界中のあらゆるスポーツが賭けの対象となっており、日本語サイトも作られている。それだけではなく相撲やJリーグ、競馬、競艇などの公営競技まで、独自のオッズで賭けられるようになっている。それを「賭けてみた」という企画で、著名人やYoutuberが宣伝していれば、それがまさか違法だとは思わないであろう。そういった発信力に対し、国の啓発や注意喚起はあまりに少ない。
私が、サポートに関わった事例には、スポーツ好きの大学生がたまたまスポーツベットでビギナーズラックをあててしまい「自分はスポーツに詳しいので才能がある」と勘違いし、友人らから投資させたことで被害を拡大させたケースがある。結局本人は大学中退を余儀なくされてしまったが、非常に手軽に、誰でもベットできてしまう、それがスポーツベッティングの現状である。
またスポーツベットは依存症のリスクが非常に高い。ただでさえスポーツ観戦は一般人であっても興奮するものだ。WBCやサッカーワールドカップ、オリンピックに熱狂した方も多いだろう。
あのスポーツの興奮とギャンブルの興奮が重なるのである。それは単に2倍になるのではなく、私の感覚では二乗作用が起きていると思っている。スポーツベッティングは、①若者がハマりやすく ②依存症になってしまうまでのスピードが速く ③24時間365日賭けられるため抜け出しにくい
という特徴がある。
我々も度々発信しているが、日本での違法オンラインカジノ、スポーツベッティングの取り締まり強化を早急に実現してほしいと願っている。
4)水原一平さんそして周囲の人がすべきこと
現在、大谷翔平さん水原一平さん共に、大変な事態になったと心中穏やかでないことは察するにあまりある。大谷さんは一流アスリートなので、この問題がパフォーマンスに影響しないよう最大限努力されるだろうが、それでも辛く、悲しく、怒りや恨みが渦巻く複雑な胸中だと思う。水原さんに至っては、後悔だらけ頭の中が真っ白といった状況ではないだろうか。
私が非常に気になっているのは、記事の中で水原さんが「もう二度とスポーツベッティングはやらない」とコメントしているという点である。
もしこれが本当であれば、水原さんはギャンブル依存症の真の恐ろしさをまだ体感できていない、否認の中にあると思う。
「もうやめよう」
「もうこりごりだ」
そんなことはこれまでにも何度も経験したはずだ。
「いや、こんな大騒ぎになったのだから、今度こそ本気だ」とご本人は思っておられるのかもしれない。
だが、ギャンブル依存症は精神疾患であり、自分の意志や根性論ではどうにもならない。
周囲の方も「もう二度とやらない」と誓約させ、それを「信じているからな」と念押しするのではなく、「ギャンブル依存症なら、治療につながるべきだよ」と促して欲しい。
今、水原さんに一番必要なことは、自分はギャンブル依存症者なのだと認め、適切な治療に繋がることである。
治療として考えられることは、1つにはギャンブル依存症の回復施設に入寮すること。米国は依存症の回復施設も多種多様のものがあるので、自分に合った施設に入寮されることをお勧めする。かつては、水の王者として北京オリンピックで8冠を達成したマイケル・フェルプス選手もアルコールとギャンブル依存症で回復施設に入寮したことを告白している。この回復施設を紹介してもらって、入寮するのはどうか?と思っている。
また、もう1つの方法としては、米国には「アディクションカウンセラー」という国家資格があり、同じ依存症から回復した人達がピアカウンセラーとなりカウンセリングを行っている。このカウンセリングを受けながら、世界的組織である自助グループGamblers Anonymous(GA)に通われる事である。
私も、ロサンゼルスの回復施設に研修に行った際に、GAに参加したが30人くらいの方が参加されていて活発に活動されている印象を受けた。
1月2日だったので、新年のキャンドルミーティングが行われていて、非常に神秘的だったことを覚えている。
是非水原さんにも参加して頂きたい。
依存症は不思議な病気で、自分の依存症を認め、回復を目指す過程で、同じ問題を抱えている人と支え合い、助ける側に回ることに効果があると言われている。「助ける者が助かる」のである。水原さんは、一人で孤独な闘いを続けられてきたと思うが、それを止めて同じ問題を抱え、そこから回復してきたロールモデル達と繋がってほしい。
水原さんのような賢く、そして大谷翔平さんというスーパースターを支えて来られた方なら、きっと回復できると信じている。
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コメント
夫がギャンブル依存症です。
依存症は不思議な病気で、自分の依存症を認め、回復を目指す過程で、同じ問題を抱えている人と支え合い、助ける側に回ることに効果があると言われている。「助ける者が助かる」のである。
この言葉が、分かりやすくて心に響きました。
公務員の主人がギャンブル依存症でした。
優しく友達の多い人でしたが、20年以上にわたるギャンブルが原因で仕事、友人全てを失い、家庭も崩壊しました。
多額の借金が発覚するたび、涙し反省する主人を責め、都度、返済しましたが、治る事はありませんでした。
最期は廃人同様になり突然死しました。
ギャンブル依存症を正確に理解し、しっかり主人と向き合えば良かったと、自分を責め後悔しています。
一人でも多くの人が、この病気から回復される事を願っています。
アメリカでの発覚、通訳だから英語もできる、ギャンブル依存症に理解ある現地での治療を受けられるのは回復への最短距離のように思えます。
ギャンブル依存症が病気で、誰もがなりうる事!そして回復できる事を皆んなが理解して、「私はギャンブル依存症なんです」と言える社会になってほしいです。
一平さんも早く回復して、また活躍してほしい。
ギャンブル依存症は不思議な病気!
私もなぜ息子が泣きながらギャンブルをするのか?分からなかった、本人も分からないと言っていた。仕事はできるしお金にも困っていない、なのにストレスが溜まると自分を痛めつけるかの様にギャンブルをする、依存症はひとりでは回復できない!この記事がまだ苦しんでいる人達に届きます様に!
水原さんにはぜひ回復に繋いでくれる仲間とつながっていって欲しい。この事件をきっかけに、ギャンブル依存症という病気の正しい理解が広まって欲しい。
息子が大学2年の時にスポーツベッドにはまり、スポーツ推薦で入学した大学を中退しました。友人から息子の異変を知らされてギャンブル依存症だとわかり、息子の借金返済の肩代わりをやめました。息子が自分のギャンブルの問題をどうにもできないと助けを求めてきた時に山梨県にあるギャンブル依存症の回復施設に繋げる事ができ、今はギャンブル依存症からの回復を続けて新しい自分の人生を歩きはじめています。
今回の報道でオンラインカジノ、スポーツベッドは日本では違法。犯罪である事が社会認識されて欲しいと思います。無知な若者をギャンブル依存症と犯罪から守りたいです。
ギャンブル依存症の知識と家族や周りの人が正しい対応をする事によって適切な治療に繋げる事ができます。水原さんには回復してほしいと心から願っています。
衝撃的な事件に驚きました。ギャンブル依存症の病気は本人だけでなく、家族も知人も巻きこみます。田中さんの解説のように、それでも解決、回復は可能です。病気に対する正しい理解が社会に広まることを強く願っています。私も息子のギャンブル依存症で苦悩し、死を考えたことさえありましたが家族の会や自助グループに繋がり助けられました。
私も息子がギャンブル依存症という病気になり色々学びました
まだまだこれからもっと勉強しなくてはいけないと思ってますがこの病気は普通の病気とは違って当事者は手放し同じ境遇の仲間としか回復できない
完治はなく回復し続けなくてはいけない
厄介な病気です
水原さんもこの病気にしっかり向かい合って仲間と共に回復の道を歩んでいってほしいです
こんなビックスターを支えた人が、まさかと思いましたが、依存症は誰もがなる可能性があります。
病気の正しい知識を世の中に知ってもらいたい。
ギャンブル依存症は本人、家族をも巻き込む大変な病気です。
自助グループにつながり、同じ問題を抱えた人と分かち合うことで回復できると思うので、ぜひ参加してほしい
addiction .reportの真実だけを伝える精神が、一平さんに届きますようにと願うばかりです。負債額の大きさはかつてない驚きですが、穴埋めしなければ…という思いも大きかったと思います。ギャンブル依存症あるあるです。
今大注目の通訳の方がギャンブル依存症。そう誰でもなる可能性のある病気だから。いつ、自分の家族の誰かが、ギャンブル依存症になるかもしれない。そんな事思った事もなかったですが、なってしまったんです。家族もなかなか認められなかった。それは今まで、メディアの伝え方が偏見だらけだったから。今回もアディクションレポート以外は、言いたい放題。世間の人も本当に言いたい放題。聞いてて本当に腹が立つ。正しい知識と対応で、回復する事ができるのに、バッシングに負けず、回復の道につながってほしいと願います。
スーパースターの傍には必ず居て世界からも注目される人もギャンブル依存症になる。改めて誰でもなりうる病気だとわかった。
次は回復していくすばらしさを世界中に見せてほしい。
当事者の感情なども交えてあり、病気を知らなかった人にも理解しやすかった。
一点、最後から2段落目「回復を目指す過程で、同じ問題を抱えて人と支え合い」となっています。「~同じ問題を抱えている人と~」だと思われます。
アメリカは回復するのに、日本とは比べ物にならないくらい依存症に対する理解があるし、施設もたくさんある。早くご自分の病気に気づき、自分の意思で辞めるではなくて、仲間と共に回復する道を歩んでほしいと願っています。ギャンブル依存症はだれでもなり得る病。でも、この日本のメディアは叩くことしかしないのか、家族の立場の私ですら胸が痛む。私は水原氏の回復を応援したい。
まずは、ギャンブル依存症の正しい理解を多くの人に知ってもらいたい。依存症から回復に向けて頑張っている人を温かい目で見守ってほしい。
今回の水原氏のことで、ギャンブル依存症がメディアに取り上げてもらっている今、正しい情報を伝えるアディクションレポートの記事をたくさんの人に読んでほしい。
今回のニュースを中1の長男が見て、アメリカでもギャンブル依存症の人がいるんだ。パパだけじゃないんだと、、、。
私はこどもに誰にでもなり得る病気なのだと話しました。
今回のニュースでギャンブル依存症について世の中の理解が深まることを願います。
このニュースを見た時、水原さんも生きづらさを抱えていたんだと思いました。
是非回復して、ギャンブル依存症は回復できるのだと世界に発信してほしいです。応援しています。
私も夫がギャンブル依存症です。
義家族からは、そんなのは意志が弱いだけだろう、病気で片付けるな、嫁の管理が‥と理解を示してもらえませんでした。ギャンブル依存症である夫と、その妻である自分を恥じ、人には言えず苦しんできました。今回の件で、ギャンブル依存症への関心が高まり、そのような「病気」があるということへの関心と、理解が高まり、依存症者とその家族が生きやすく、回復に向かうきっかけになれば‥と願います。
”日本人向けに日本語で書かれたサイトが多数あり、BeeBetのように著名人が広告塔となり宣伝していたケースもあることから、多くの日本人被害者が出たのである。”
これは取り締まれないのでしょうか?
これらのサイトの一部に日本では合法化されていない旨が記載してある場合もあるのですが、個別のページには「日本からでも簡単に~できます。」のような文言で確実に日本居住者の日本人をターゲットにしているのは明らかです。
ギャンブル依存症の問題はとても大きい。
日本の若者の未来を
日本の未来を蝕んでいる。
にもかかわらず、この問題は国が無視しているかのように見える。
田中紀子氏のような民間団体が
手弁当で活動や発信を続けておられる。
国をあげて取り組む問題だということに目を向けるべき。
せめて、意味のない無駄な視察旅行だのを止めたり、パーティー券の売上は、懐にしまわずこのような民間団体に寄付してはいかがかと切に思う。
驚きのニュースでした。そして、やはり誰でもなる病気なんだとあらためて証明されたような気がしています。
日本人ではあるけれど、アメリカ社会で起きた事と、しかもあのスーパースター大谷翔平さんの身近な人という事で、少し特別な事のように思われるかもしれないけれど、私は「ほら、ここにもいた!」みたいな感じがしています。
ギャンブル依存症は誰でもなる病気、そして回復施設があって治療に繋がれば回復出来る病気、回復した依存症者は再び社会で輝く存在になれる、と日本中の人に知ってもらいたい。
記事を読んで、ギャンブル依存症の怖さを再認識することができました。
大谷さんが事実を知っていた場合と知らなかった場合のパターン分けもとても興味深いと思いました。
息子がギャンブル依存症です。しかし本人と家族がギャンブル依存症と認めるまで長い時間がかかり苦しみました。本人の自覚無いとか、意思が弱いとか思っていました
まだまだ、ギャンブル依存症が病気だと知る人が多くありません。
国が何も対策をしてくれないこと、そして病院だけでは治せないこと。
一平さんも、施設や自助グループに繋がりやり直してほしい。
国も真剣に、違法オンラインカジノやスポーツベッティングの取り締まりを早急に実現してほしい。
失敗したら排除するのではなく、やり直しが出来る世の中にしてほしい
夫が依存症を苦にし自死しました。
この記事にもっと早く出会えていればと思います。
田中紀子さんがおっしゃるように、是非水原一平さんには回復施設に入寮され回復に向かってほしいと切に願います。また水原一平さんの奥様にも、ギャンブル依存症家族の会やギャマノンに繋がり、この病気の正しい知識と情報、正しい対応の仕方を知って頂きたいです。この問題をきっかけに、ギャンブル依存症は誰でもかかる病なのだということ、また回復のためには、先に述べた方法以外にないということを世界中の人達が知ってほしいと思います。
今回の衝撃的なニュースにとても、わかりやすくコメントしてくれている。
ギャンブル依存症という病気である事、回復する方法があること。
心から水原一平氏の回復を祈る時共に、ロールモデルとなって頂きたい。
素晴らしい記事だと思います。
周囲に高学歴なのにギャンブルに明け暮れている人がいましたが、周囲から人が離れていくのを見るのが端から見ていてもつらかった記憶があります。
一平さんは今回罪を犯してしまいましたが、きちんとご自身で認める&治療する事によっていい方向に向かう事を祈ります。
「信じていた人から、信じられない仕打ちを受ける」これがギャンブル依存症者の周囲の人に起ることで、ギャンブル依存症がとても残酷な病気だと言われる所以である。この言葉がすごく深く刺さりました。成功者で何もかも手にしている人ですら、巻き込まれてしまったり依存症になってしまう、本当に恐ろしい病気なのだと、改めて感じました。
このショッキングな出来事で注目されているギャンブル依存症の正しい知識を、沢山の人に知ってもらいたいなと思います。
息子がギャンブル依存症です。周りの大切な人までも巻き込んでしまうこの病気は、親の私でもまだ理解できない部分がたくさんあります。でも、仲間とともに、仲間を信じて、回復に向けて1日1日を大切に生きていきたいと思います。
とても衝撃を受けました。水原さんにはギャンブル依存症の病気を認めることが回復の第一歩。時間がかかっても是非苦しんでいる方を助ける側になってほしいです。
ギャンブル依存症当事者の家族の立場の者です。
この記事を読めば、「何であの人がそんな事を…」という話題がいかに無意味で無駄かをわかってもらえると思うので、世の中の関心がゴシップではなく、適切な治療につながる大切さを話し合う場にしていきたい。
そしてどうか、この記事が、水原さんや大谷選手に届く事を切に願います。
水原さん、1日も早く回復施設に
繋がって欲しいです。
じっくりと自分の病気と向き合って
下さい。助けてくれる仲間は必ずいます。ひとりでは、絶対に治せない病気だから。
Xのリンクから記事拝見しました。
感情論が多々巻き起こる中で、依存症の事実とご経験からの冷静な推察、とても興味深く読ませて頂きました。
善悪の判断は司法に委ねるとして、依存症の存在を正しく理解し、根性や感情は置いておきつつ、治療を見守る、というのがこのニュースを目にした我々のできることなのかな、と思いました。
今をときめく大谷選手の仕事のパートナーである水原氏が、まさか、ギャンブル依存症だったとは!そして、大谷選手が払った(盗られた?)金額の大きさに驚きました。
つくづく、ギャンブル依存症の怖さを思い知らされましたが、田中紀子氏の言う通り、回復のための正しい治療をして頂きたいと思います。
そして、いつか、同じギャンブル依存症で困ってる方を助ける側になってくれる事を切に祈ります!
ギャンブル依存性の恐ろしさと、治療方法が具体的に記載されており大変参考になりました。
日本でも違法賭場やオンラインカジノを早く取り締まって欲しい。
これを機に、ギャンブル依存症が誰でも罹患する可能性のある病気であることを世間から理解され、意志が弱いとか根性がないなとどいった偏見を持たず、この記事にあるような知識や知見が広まることを願ってます。
MLB韓国開幕戦を大変楽しみに観ていました!
大谷選手の結婚報道で盛り上がりに盛り上がってる中、水原通訳…今やこの方も一大有名人なので、解雇報道とその背景の報道には大変驚きました。
米国はリベンジが出来る国。
記事の締めくくりでも述べている【水原さんのような賢く、そして大谷翔平さんというスーパースターを支えて来られた方なら、きっと回復できると信じている】
水原さん是非そうした道を歩んで、またMLBに戻ってきて欲しいです。
ギャンブル依存症は本当に身近な病気で、近くにいる人が巻き込まれてしまう。意思や根性で治せる病気ではない。
周りの人が正しい知識を持って関わることの大切さを実感しました。
いち早く、ギャンブル依存症の専門家である田中氏の記事がでたことに、感謝。
スキャンダルとしての報道ばかり目立つが、ギャンブル依存症について、そしてその対応について正しい知識・情報をまず知ることが大切だ。
朝から衝撃的なニュースで驚いた。
けれど、スポーツ関係者がギャンブル依存症を発症することには驚きはない。
水原さんはアスリートではないが、大谷選手というスーパースターと活動をともしに、常に注目されていることには常人では計り知れないプレッシャーがあったと思う。
今回のことで日本はもとより海外のメディアから追い回されることになるだろう。
せっかく、アメリカにいるのだから、どうか一日も早く、回復施設に入寮してほしい。
そして大谷選手にもサポートが必要だと思うので、球団関係者はそこもしっかりやってほしい。
今回のことをきっかけに、日本はオンラインカジノ、スポーツベッティングの問題に真摯に取り組んでもらいたい。
私の家族もギャンブルの依存症です。
今回の出来事、記事を読んで、改めて、依存症の怖さを再認識しました。大谷さんを初めとするこの事件に巻き込まれてしまった人達が、少しでも早く、苦しみから抜け出せることを願うばかりです。それと同時に、日本でも依存症の知識が広がり、当事者が回復した時に、社会復帰をスムーズにできるよう周りがサポートできるような国になる事を切に願います。
ギャンブル依存性は、周囲の人たちをも苦しめる、大変に恐ろしい精神疾患であることを、今回初めて知りました。
回復への道のりが限られていることからも、根の深い問題であると、理解出来ました。
今回の件を機に、日本でも、もっと議論されるべきテーマと感じました(アルコール依存に比べると、ほとんど見聞きしないテーマとも感じます)。
とても衝撃が大きくて言葉がありません。でもこれをきっかけに正しいギャンブル依存症の事が報道されて、今までの誤解が少しでもなくなればと思います。そして彼が回復の道に向かってくれれば当事者の希望になると思います。
大谷選手の気持ち、察します。さぞ苦しんで辛かったと思います。依存性の理解がないと、どんな人でも巻きこまれてしまいます。
本当の助けは、厳しい愛。
私もきづくまで時間がかかりました。
大谷選手の1ファンとして、これからの活躍に影響がない事を願います。
大変ショッキングな事件ですが、ギャンブル依存症の病気ではありうる話です。
回復の道はあります。ギャンブル依存症問題を考える会の沢山の経験を社会に発信していきましょう。私も息子のギャンブル依存症によって死ぬほどの苦しみを味わいましたが、今は解決策が分かり、元気に生活しています。
水原一平さんの衝撃的なニュース、驚きました。だけどこの件で、どんな良い人でもなる恐ろしい病気という事が立証されたという事でもある。是非治療に繋がって回復してほしい。そして周りの方は正しい知識を付けて正しい対応をして欲しい。だって病気なんだから!
負のスパイラルに落ち入ってしまった水原さん、ギャンブル依存症が病気で回復の道がある事を理解して、アメリカでもいい、日本でもいい、回復して、大谷選手と笑顔で会える日が来る事を願っています。
依存症のことが大変よく分かりました。
水原さんも一刻も早く回復施設に繋がってくれることを祈っております。
自分の身に降りかからなければ きっとギャンブル依存症が精神疾患であり 意志や根性でどうにかなるものではないということに私も気づかなかっただろう
どうか大谷選手がこの哀しみに影響されることがないように、そして水谷氏が一日も早く自分がギャンブル依存症であり治療が必要であることに向き合えるよう祈るしかない
今回の事案で世間に「ギャンブル依存症」は病気だと一般に認知される事を願ってます。 一平さんにも回復の道は有るので繋がって貰いたい。
水原さんや周囲の方に、この記事が届いてほしいです。