闇バイトの陰にはギャンブル問題あり ~相談現場から見える異常事態~
最近、大きな社会問題となっている闇バイトの強盗事件。背景には、ギャンブルによる借金の問題が隠れています。
公開日:2024/12/07 02:03
現在、大きな社会問題となっている「闇バイト強盗事件」。逮捕者は40人以上にも及んでいるが、強盗致傷ともなれば、刑期は10年を超えることもある。それなのに、なぜこのような重大犯罪に若者は手を染めてしまうのか。
その陰にはギャンブルの問題があることを我々は現場の相談から掴んでいる。
実際に11月7日に判決の出た「ルフィ強盗団」による狛江の強盗事件では、実行役となった永田陸人被告が90歳の高齢女性に対し亡くなるまで暴行を加え無期懲役の判決を受けた(東京高等裁判所に控訴)。
永田被告は裁判の過程で「きっかけは競艇で、780万円ほど使い、金に困っていたことから闇バイトに」と答えている。永田被告はまだ23歳であり、競艇を始めたのが20歳、21歳の時には金でどうにもならなくなったと説明している。
現代のギャンブルはスマホのアプリで簡単にできるオンライン時代となり、始めてからあっという間に借金だらけになってしまう。こうして消費者金融から闇金に、闇金から闇バイトへと追詰められていく若者の相談が、昨年あたりから急激に増えている。
にも関わらずこの国は圧倒的な既得権を持つギャンブル産業に対し、効果的な依存症対策を導入していない。このままではただでさえ少子高齢化となり貴重な若者達の人生が、既得権を持つ大人達によって壊わされ、日本の治安は悪化の一途をたどってしまうと我々は危機感を募らせている。
本記事では、ギャンブル依存症問題を考える会の相談に繋がってきた「闇バイト事件」を経験した当事者、家族に許可を得て記事化した。
現実を鑑み、政府は早急に「闇バイトへと繋がるギャンブル依存症対策」を講じていただきたい。
1)息子が闇バイトで逮捕されたIさんの話
突然の警察からの電話で、警察署に呼び出されたIさんは、今年31歳になる息子が闇バイトで詐欺の「出し子」をやったと刑事から聞かされた。防犯カメラの映像を見せられると、最初の数枚はハッキリ判らなかったが、そのうちの1枚に間違いなくくっきりと息子の顔が映し出されていた。
「あぁ、やっぱり」
いつかこんな日が来るのではないかと、覚悟はしていたが、悔しくて悲しくて、膝から崩れ落ちそうな気がした。
Iさんの息子のギャンブルは大学に入ってからパチンコに手を出したのが始まりだった。
その後、オンラインで競馬にもハマっていき、あっという間に依存症状態になってしまった。奨学金を使い込み、大学は2年で中退。その時出てきたギャンブルの借金は500万円だった。親は、借金額に驚き、慌てて全額を肩代わりしてしまった。
その後、息子は料理人になりたいと調理の専門学校に入学。専門学校時代も借金を繰り返し、その度に親が尻拭いをしてしまった。
専門学校をなんとか卒業すると無事就職し結婚。さらに子供も産まれたことから、「これで息子も落ち着くだろう」とIさんが考えていた矢先、今度は妻の貯金や出産費用を使い込んだと、お嫁さんから連絡を貰った。そしてすぐに離婚。
どうすれば良いか判らなかったIさん夫婦は、取りあえず息子を実家に引き取った。しかし一向にギャンブルは止まらず、携帯代だとかなんだとかで理由をつけては、しょっちゅう金を要求された。
Iさん夫婦はたまらず、どこかに相談できるところはないのかと探し始める。そして地元の精神保健福祉センターを尋ねあてると、「息子さんは、ギャンブル依存症です」と言われた。こうして長年悩み苦しんできた息子の問題が「病気」なのだとはじめて知った。そして精神保健福祉センターから回復支援施設を紹介され、息子は通所することになった。息子はなんとか2年間通所を続けた。
その後、就職を決め社会復帰を果たし、家を出て行ったのが2022年。しかし半年後には家賃が払えなくなり、再び泣きつかれた。親が連帯保証人になっていたため、数ヶ月間は尻拭いをしていたが、それも止めアパートを追い出すと、今度は会社の寮に転がり込んだ。そのあたりから闇金にも借りるようになり、督促の電話に追われるようになった。
状況が一向に良くならずに悩んでいたIさん夫婦は、今年2024年5月の「ギャンブル等依存症問題啓発週間」にNPO法人 全国ギャンブル依存症家族の会のセミナーが開催される情報を目にし、家族会へと繋がることができた。
翌6月、息子は給料とボーナスを貰うと失踪した。家族会の勧めで、Iさん夫婦は捜索願を提出。8月には会社から解雇された。やがて友人の家に転がり込んでいると連絡があったが、10月に闇バイトの出し子をして警察に逮捕された。
現在、弁護士とやり取りをしているが、まだ余罪があるようで接見禁止となっており、Iさん夫妻は詳しいことは全く分かっていない。
Iさんに「今、同じようにギャンブル依存症で苦しんでいる家族に伝えたいことは?」と聞くと「とにかく家族は一刻も早く相談して欲しい。ギャンブル依存症は進行性の病気。進行すればどんどん重症化していく。ダラダラと『今度こそ大丈夫』と信じようとせずに、家族会に一刻も早く相談に来て欲しい」と語っていた。
2)息子が闇バイトで逮捕されたHさんの話
Hさんのケースも息子だが、こちらはさらに若く現在大学4年生である(休学中)。
息子は、子供の頃からスポーツマンで、周りからも慕われるタイプだった。教師を目指していたが、大学に入学すると同時に、パチンコ、パチスロ、競馬、競艇に手を出した。しかしHさん夫婦は息子がギャンブルに手を出しているとは気づかなかった。
2022年大学2年生の時に、息子の40万円の借金が発覚し、Hさん夫婦がすぐに肩代わりをしてしまった。そして翌大学3年には70万円、続いて150万円の借金が出てきて、こちらもすぐに肩代わりしてしまった。これらの借金を息子は、「遊び代、飲み代がかさんだ」と言っていたため、息子の金遣いの荒さをHさん夫婦は悩み、心配するようになった。
2024年1月、借金が心配でたまらないHさんが息子の部屋の家捜しをした。すると息子の机から「返金依頼書」なるものが出てきて、そこにはお年寄りらしき人の住所・氏名・口座番号などが明記されていた。見つけた瞬間に、心臓がドクンと鳴り「これは闇バイトをやったに違いない」と気づいた。
すぐに息子に問いただすと、「ギャンブルの借金があり、闇金にも借りていた。闇金に返すために、闇バイトをやった」と答えた。両親は慌てて、警察に自首させようと、経緯をまとめていたが、一足違いで2024年2月に警察から逮捕されてしまった。手錠をかけられ、連行されていく息子は、「なぜか穏やかな顔をしていた」とHさんは言う。
息子は、およそ2ヶ月間勾留され、保釈中となった5月よりギャンブル依存症の専門病院に入院している。この病院の紹介でHさんは家族会に繋がることができた。
息子の受け子、出し子での被害額は440万円。こちらも親が全て弁償し、懲役2年、執行猶予4年の判決となった。息子は現在も入院中である。
3)闇バイトに手を出したHさんの息子T君の体験談
前述のHさんの息子である、ギャンブル依存症の当事者T君からも話しを聞いた。
T君がギャンブルに手を出したのは、高校を卒業してすぐのこと。地元の友人からパチンコに誘われたのがきっかけだったが、T君自身もギャンブルに興味があった。
大学に入学すると部活の仲間がみなギャンブル好きだったことから、のめり込んでいった。大学1年生の後半になるとすでに借金が出来たが、バイト代が月々8万円~10万円くらいで、借金総額は20万円~30万円くらい、なんとか返済できていた。
大学2年生になると、競艇をやるようになり、これで借金額が一気に上がってしまった。借金が親にバレ、肩代わりして貰った後は、バイトでもっと稼げるようになろうと、歌舞伎町のクラブでセキュリティの仕事をするようになった。
夜職になると、そこにもギャンブル好きが集まっていたばかりか、悪いことをしながら金をバンバン稼ぎ豪快にギャンブルをしている大人達がいた。自分もその中にいると、どんどん金銭感覚が麻痺していった。
そして競艇だけでなく、ポーカールームで大金を賭けるようにもなった。悪い仲間と違法ギャンブルをするスリル、そして大金を賭けることで味わうまやかしの大物感、悪いと判っていても刺激から抜けられなくなっていった。
しかしいくら夜職で多少時給が高いといえども、T君はただのアルバイト。やがてお金に行き詰まるようになる。既に親に尻拭いをしてもらっている身としては、これ以上親に迷惑をかけたくなく、かといって合法の消費者金融は学生の身の上では限度額はすぐにいっぱいになってしまう。そこでT君は、Xで見つけた闇金にお金を借りるようになる。
T君は闇金にXのDMからテレグラムへと誘導され、そこで免許証と顔写真、家族構成、家族の勤め先といった個人情報を知らせてしまった。正確な個人情報を渡さないと、金を貸して貰えないかもしれないと思うと、嘘をついたり誤魔化したりする気になれなかったと言う。そしてもちろん一時しのぎはすぐに行き詰まり、ついに闇バイトに手を出してしまった。
闇バイトは分業制で、「還付金がある」など、それらしい話を別の人間が持ちかけ、相手をすでに騙してある上で、T君は、キャッシュカードを取りに行き、現金を引き出すという受け子・出し子の役割だった。その間、秘かに上層部と電話が繋ぎっぱなしになっていて、相手の話にどう答えるかなど、常にイヤフォンから細かい指示が流れて来るようになっていた。
闇バイト組織からの指示では、話に信憑性を持たせるために、わざわざ相手にそれらしい書面に一筆書いて貰うということもした。それがのちに母親のHさんに見つかった書面である。組織からはすぐに破棄するように言われたが、T君はいつか必要になる日が来るのではないかと、秘かに隠し持っていた。
こうしてキャッシュカードを受け取ると、あらかじめ被害者に電話をした人間が聞き出してい暗証番号で金を下ろす。その間もずっと上層部との電話は繋がりっぱなしで、タクシーを乗り換えろ等の指示を受けながら、指定されたコインロッカーに金を預ける。ここまでがT君の役割で、報酬は騙し取ったお金の10%だった。
T君も最初は「大丈夫なのか?」「できるのか?」と緊張したが、あまりにあっけなく、中には「わざわざ有難うございます」とお礼まで言われることから、段々感覚が麻痺していってしまった。そして闇バイトをすれば、闇金に返済できるため、計4回もの犯罪を重ねてしまった。
「手を出したときは軽い気持ちだった。ずっとスポーツをやってきて、体育教師になるのが夢だった。それなのにギャンブルに手を出したために、ギャンブルで単位が取れず、教育実習にいけないと判ってから、もういいかとどんどんハマっていって、堕ちていった。まさか自分の人生がこんな風になるとは思いもしなかった。
ギャンブル依存症の恐ろしさを大学生に知ってほしい。現在、大学ではギャンブルが蔓延し本当にまずい状況になっている。」T君は切実な声をあげている。
ギャンブル産業の規制と予防教育を
私達は、ギャンブル依存症が原因の闇バイト事件に対して、罪を軽減しろとか、病気なんだから仕方がない、などといった主張をするつもりは毛頭ない。犯した罪に対しては、それなりの償いや弁償が必要だと思っている。
しかし、現状のようにギャンブル産業からの広告の猛攻があり、さまざまな番組が作られ、さらにはYouTuber、アフィリエーターが追い打ちをかける。その上業務提携銀行や、アプリ会社などの関連業界団体までもが宣伝攻勢に加担している状況は早急に改善すべきだと思っている。
無防備にギャンブル依存症のリスクについて殆ど触れずに、何百億円ものお金がギャンブルの広告費として使われている。いまやその餌食になっているのは、日本の未来を担う20代の若者達なのだ。
日本のギャンブル産業とそこに関連する企業人、及び監督省庁は、今一度、行きすぎた現状を直視し、若者達の人生がギャンブル依存症で犠牲になってしまうことと、日本の治安の悪化を食い止めて頂きたい。
いくらギャンブル依存症は回復できる病気といっても、自傷他害は取り返しがつかない。そして我々のような小さな民間団体が、いくら啓発したところで、到底宣伝力が違いすぎて届かない。業界及び監督省庁は、今すぐに自主規制とギャンブル依存症の啓発、及び予防教育に着手して頂きたい。
コメント
読んでて怖かった。自分の娘と同じ世代の子達の話なのか、これが今の現実なのかと。
このままこの問題に無関心でいればドンドンひどくなってくのは、素人の私でもわかる。世の中の多くの人にこの現実に向き合ってほしい。
ギャンブル産業に規制がかからない限り、犯罪と闇に墜ちる若者が増える一方。
今の現状をもう一度鑑みてもらいたい。
この国で若者が未来を描けると思いますか。
こんなディストピアは望んでいません。
この産業に関わるひとりひとりに想像してしてもらいたい。ここに書かれている若者が自分の大切な人や自分の大切な人の大切な人だったらと。
若者が健全に生きれる社会を目指してほしい。
ここ最近、ギャンブルの借金に起因する闇バイト事件が増えているように感じる。ギャンブルが原因と報道されていなくても、資金欲しさが原因とされている事件の大半がギャンブル絡みなのではないかとも思う。
このままだと、将来の日本を背負う若者がギャンブルに侵されてしまう。
国も本気になって対策をしてほしいと思う。
興味本位でやったギャンブルで夢中にそしてあっという間に病的になる依存症。借金に追われ、考える余地も無い状況で闇バイトに加担し、取り返しのつかない事になる。これだけ多くの犯罪が報道されているだけに政府はしっかりと対策を取って頂きたい。
息子は手錠をかけられた時
「なぜか穏やかな顔をしていた」
本当に苦しかったのだと思う。
国はギャンブル収益なんかより未来ある若者を大切に考えて欲しい。
闇バイトに手を染める背景にギャンブルによる借金があることを認識し防止に取り組んで欲しい。
闇バイト、すぐ先にこの問題が出てくる
そうならない様にする世の中にしたい
心臓がバクバクして、頭の中が真っ黒になり、現実が思考を追い越す感覚がヒシヒシと伝わってきます
今までギャンブル産業に目を瞑っていたかもしれないが、本当に記事の通り、社会に啓発を国が責任を持って行って欲しいです
心臓がバクバクして、頭の中が真っ黒になり、現実が思考を追い越す感覚がヒシヒシと伝わってきます
今までギャンブル産業に目を瞑っていたかもしれないが、本当に記事の通り、社会に啓発を国が責任を持って行って欲しいです
組織から捨てろと言われた紙を、いつか必要になるかも、と思って取っておいた…
やってる事がおかしいのはどこかわかってるんだけど、それ以外解決方法が分からなくて、進むしかないと思ったのかな
闇バイト闇バイトと表面だけで騒いで恐怖を煽るニュースよりよっぽど有益な記事
軽い気持ちで始めたパチンコから一気に違法ギャンブルへ、消費者金融から闇金へと悪化していくスピードが早く生々しく恐ろしいです。
既得権益が最優先され、若者の未来や命が軽んじられている現状が悔しいです。民官一体となって急ピッチで対策を進めて欲しいです。
若者達の人生がギャンブル依存症で犠牲になってしまうことに恐れはないのか?
監督省庁は、今一度、現状を把握してほしい。このまま見過ごすのか?
50代60代の、特に男性は息子の世代がさらされているスマホからのギャンブルの誘い、サラ金の誘いの危険性をもっと見つめないといけないと思います。本人の資質の問題ではありません。そして家族や恋人がギャンブル依存症に陥ったとき、どう対応するのか、どこに相談するのか、その知識を広げていかないと!
これから未来ある若者が日本の無策の餌食になり人生を棒に振るなんて本当にこの国は酷い。田中紀子さんのこの悲痛な訴えに国は耳を傾けて頂きたい。大学生で軽い気持ちで始めたギャンブルにこれほど家族を巻き込み人生が翻弄されるなんて悲し過ぎる。ギャンブル依存症対策は日本も世界も急務だ!私も息子もギャンブル依存症家族の会に繋がらなかったら今頃どうなっていたのか…と思うとゾッとする。
闇バイトをしてしまう背景を知ることは非常に大事だと思いました。お金を得るためにどんなことまでもやってしまう…。ギャンブル依存症を甘く見てはいけないと痛感しました。
私の家族は、ギャンブル依存症で犯罪をしています。いつ闇バイトに手を出すか不安でしかたないです。ギャンブル依存症でこれ以上犠牲者を出さないためにも、対策を早急にしてほしいです。
生活の不安を考えたくない
時間を他で埋めたいと心がささくれる
若い時は元気で勢いが強い
勢いがついて
一瞬の判断の隙間に
急悪なトラブルになる
犯罪に巻き込まれてないように
若い世代向けの啓発について
今の私に何ができるかと
ずっと考えている
ギャンブル依存症は
誰でもなるが
誰もが助かる道がある
と思いたい
闇バイト事件の話が怖いと思うのは
我が身に置き換えて
当事者たちの家族の気持ちを
思うからだ
近い将来、この記事にある若者と同じ道をたどるかもしれない息子の姿と親御さんの気持ちを想像し、胸がつまりました。
高校生からギャンブル依存症になり、まだ回復できずに彷徨っている息子29歳の母です。
息子がギャンブルにハマったのは私の育て方、もしくは遺伝なのか息子の弱さかと苦悩しつつも、どの様にして止められるのかわからず、10年経ちました。
やっと一年前、家族の会に繋がり、この病気について勉強し知識も得て、この先の進むべき道を一緒に考えてくれる仲間もできたことが心の支えになっています。
今、思うことは進行性であるこの依存症について、正しい知識を早い段階で得たかったし、勉強したかったです。関係ないと思える人にも届く啓発をする事が予防に繋がるのではないでしょうか。
この病気で苦しむ家族を増やさない様にギャンブルについてや他の依存症の啓発を低年齢の親子へ向けて早急に国をあげての政策を、自治体はできる事を考えてほしいです。
私の息子もギャンブル依存症です。家族会に繋がって借金の肩代わりをやめて、連絡も絶ちました。
今どうしてるか…わかりません。
闇バイトのニュースを見るたび息子では?と思ってしまいますが、
今、私には心強い仲間がいます。何かあれば、一緒に対策を考えてくれます。
当事者もまたその家族も一人で悩まずに相談して欲しいです。
「現実を鑑み、政府は早急に「闇バイトへと繋がるギャンブル依存症対策」を講じていただきたい。」本当に、これに尽きる。
この記事がリアルで胸に迫る…でも、対岸の火事ではない!だって、依存症は誰でもなる病気だから。
大切な人が依存症で苦しむ前に、予防って本当に大事。小学生でもネットはすごく身近たから、今予防教育と啓発は始めないと低年齢化はすぐ進むと思う!
最近の闇バイトの情報はとても悲しい。
その背景には、ギャンブル依存が潜んでいて、そのように若者がハマってしまうのも、昨今のギャンブル産業の広告の拡大が懸念されると思う。
そのようにならないように、国や行政が規制を厳しくしてほしい。
息子がギャンブル依存症です。
闇バイト事件のニュース報道を見るたびに、息子が関わっていたらどうなるのだろうと不安になります。
前途ある若者が、簡単にギャンブルに手を出し、あっという間に依存症になってしまう現在の日本の現状を
、ギャンブル産業に関わる方々は理解していただき、先進国並みに依存症対策をしていただきたいと思います。
私自身も夫がギャンブル依存症で現在は入院中ですが、最近のニュースを見ていると以前のような同じ対応をしていたら今頃はどうなっていたのだろうと思うと本当にいつ誰に降りかかってもおかしくない問題なのだなと改めて感じます。
自宅の近くにもパチンコ屋さんがあり、毎日駐車場は満車。朝7時から開店前にも関わらず行列ができていてその中には大学生であろう若者もたくさん見かけます。近くに大学があるのでそこの学生なのかなくらいで以前は見ていましたが、今はその中に苦しんでいる人がいるのかもしれない…と思うと今の社会はとても恐ろしい状況なんだなと思います。
家族側も声をあげにくく抱えてしまうこの問題を少しでも社会に正確に広まれば最悪の事態になる前に救われる人が増えるだろうなと思います。
こんなにもギャンブル産業が野放しにされている危険性に、社会全体が1日も早く気づくべきだと思います。
普通の若者が滑り台を滑るように犯罪者になっていく事実が、とても恐ろしいです。
YouTubeアフィリエイトの成功報酬は紹介商品の5〜10%らしい。健康関連、キャリア・資格関連から、資産運用、FX、オンラインカジノへと、高単価に向かう仕組みになっていると思います。加えて、ギャンブル産業の広告、提携銀行やアプリ会社の関連団体の宣伝は、本当に異常。放置も異常。業界及び監督省庁の自主規制、ギャンブル依存症の啓発、予防教育を懇願します。
闇バイトの記事でギャンブルの文字を見ることが多い。競輪場に行くのもパチンコ屋に入るのも少しハードルあるけど、今はオンラインでポチポチっとゲーム感覚。ギャンブルってこんなに手軽でいいんでしょうか。オンラインカジノは摘発が始まっているけれど、まだまだその違法性は認知されていない。公営ギャンブルのオンライン化も依存症に拍車をかけているはず。モヤモヤが止まりません。
この記事にある規制と啓発、予防教育着手の訴えに共感します。
ーしかし、現状のようにギャンブル産業からの広告の猛攻があり、さまざまな番組が作られ、さらにはYouTuber、アフィリエーターが追い打ちをかける。ー
私の家族も、オンラインギャンブルへの入り口は、『登録するとポイントゲット!』というバナー広告だった、と言っています。ゲーム感覚でどんどん深みにはまりました。
スマホの所持はどんどん低年齢化しています。違法なオンラインカジノだけではなく、公営ギャンブルのオンライン広告にも厳しい規制を求めます。
「ギャンブル依存症の恐ろしさを大学生に知ってほしい。現在、大学ではギャンブルが蔓延し本当にまずい状況になっている。」
経験した当事者の声が現状を伝えていると思います。
未来を担う若者が、なんの予防教育も受けず相談先も知らないまま、苦しむ、、、そんな日本で良いのでしょうか?
今、業界、関係省庁が規制、予防教育について動くときです。
どうか、よろしくお願いします。
連日のように闇バイトやギャンブルによる犯罪事件が報道されている。
依存症支援をしている民間団体と政府がタッグを組んで、早急にこの問題に対する啓発や若者への予防教育、依存症支援を推進してほしい。
大阪も、すごく治安が悪くなっています。当たり前のように暴力や詐欺があってもこの国は見てみぬふり、万博やカジノを開業するお金を能登の復興にどんどん使っても誰も怒らない。税金の使い方おかしいですね、田中紀子さんがいなければ、日本はもって酷い目になっていることは想像はつく。まったなしなんです、ギャンブルから闇金、闇バイトに転がり落ちるスピードは早い,ギャンブルをする若者の責任だけとは思えない既得権を持つ大人にも大きな原因はあるでしょう、依存症者を作らないとギャンブル産業は儲からないと思います。誰かが犠牲になって儲かる事業なんてやめて欲しいです。ギャンブル依存症を理解し、早急に対策を講じて欲しいです。
ギャンブルを覚える最初が、若者です。その中で、ギャンブル依存症を発症し、借金地獄に陥り、学業に向き合えないという現状を教育機関が認識しないといけない。大学・専門学校などへの啓発の必要性を痛感しました。
ギャンブル依存症の若年化
そして犯罪化の歯止めが効かなくなっている。親御さんの目の前で息子さんが手錠をかけられて連行されるシーンが目に浮かんだ。
明日は我が身か?それほどギャンブル依存症の問題は深刻化している。
日本の大事な若者がギャンブルそして闇バイトによる食い物にされてる現状を多くの人に知ってもらいたい。
息子がギャンブル依存症です。記事を読みながら他人事ではないと胸がざわつきました。
当事者Tさんのお話にあった「段々感覚が麻痺していってしまった」「まさか自分の人生がこんな風になるとは」の言葉が痛かったです。
闇バイトの陰にギャンブル問題があることを多くの人に知ってもらうためにもこの記事が広まることを願っています。そして、国は本腰を入れて対策を講じていただきたいです。日本の未来を担う若者を救ってください。
SNSが当たり前になった時代。簡単にアクセスできることで、ギャンブルへのハードルが下がり、また、借金さえも簡単に出来てしまう。そして、稼ぎが少ない若者たちは、お金を何とかしようと犯罪に手を染める。
日本という国がこの事実に真摯に向き合う必要性がすぐそこに来ているのではないでしょうか。子供達を守っていきたい。
日常生活の中で闇バイトという言葉をよく耳にするようになりました。その裏にはギャンブル依存症という言葉が隠れていると強く感じます。もうギャンブルはしないとどんなに固く誓っても、人一倍働いても、病気は待ってはくれません。闇バイトと同じくらいギャンブル依存症と言う病気を世間に知ってほしいと切に願います。
大切な社会資源の若者を大事にする社会であってほしいです。生きずらさがギャンブルの背景にあるような気がします。闇バイト、闇金、この負のループをなくすためには国をあげて取り組んでほしいです。
数年前に競馬場に行ったことがあるが、テーマパークかと思うほど小さい子から大人まで楽しめるようになっていると感じた。また行きたいと思った。依存症のリスクはみじんも感じとれなかった。
自分は大丈夫と思っているがあきらかに脳はむしばまれていっている。ギャンブルしたい気持ちが抑えられず取り戻せばいい、取り戻せる!と借金を繰り返し、やがていろんなことが麻痺していった結果誰でも陥る病にかかる。
既得権を持つ側が自分たちの利益だけでなく、危険性もあることを一緒に広報してくれる世の中になって欲しい。
この記事を読んだ困っている方たちはまだ大丈夫などと思わず、躊躇せず相談して欲しいです。
依存性者の家族として直接に子供を回復にコントロールする事は出来ません。
心配を希望に変える為に家族が出来る事は、学び続けて自分が成長しながら、正しい知識や情報を伝え広め続ける事と思っています。
それが間違い無く、当事者が回復しながら生き直し続ける助けになると信じてます。
家の息子も大学生の時にギャンブルを覚えました。
夢を持って始まった大学生活が、ギャンブルと借金とバイトに追われる毎日になってしまいました。
犯罪の背景にギャンブル問題がある事例がこんなにあるのに、何も対策されてない事に憤りを感じます。
息子の様子を見ていて、心配だけが募っていく親の気持ち。追い詰められる当事者の苦悩。記事を読んでいて辛くなります。
若者の人生を行政がもっと主体的に救ってほしい。
未成年のうちから簡単にギャンブルが出来る日本。
しかも公営ギャンブルでも1日に無制限で掛けられる。
私の息子をギャンブル依存症にしたのは息子だけのせいではない!
ギャンブル依存症で闇バイトの加害者になった者はある意味ギャンブルの被害者だとも思う。
ギャンブル産業や既得権者、日本の政治に怒りを感じるし、もっとみんなも怒っていいと思う。
ギャンブル依存症は当事者も家族もとても苦しい「病気」。
未来ある日本の若者が餌食になっている現状を認識してほしい。
ギャンブル産業やそれにかかわる業界は、ギャンブル依存症に対する責任がある。
一刻も早い対策を願う。
できるだけ早く闇バイトをしなければならない若者の状況を把握して、助けてあげてほしい。
オンラインで気軽に手が出せるようになって若年化するギャンブル依存症、そして借金をどうにかするために闇バイト。。。
若者の未来が奪われていく現実を目の当たりにして、自分の子供たちを、守るためにも学生向けの啓発の重要さ、また国としての対策をしっかり取り組んで欲しいと願います。
ギャンブル依存症の病気の症状である借金問題が、このように犯罪組織に利用されるというのは、昨今のギャンブル依存症の本人家族支援を難しくしている一因だと感じた。この現実を国は理解しているのだろうか?
そもそも若い世代の人たちがそれほど借金をもち、それをなんとかするために安易に高額を謳うバイトに申し込むという現状が非常事態ではなかろうか。
この問題に目を背けずに国と関係機関でスピード感をもって取り組んでいただきたいと願います。
ギャンブルで人を餌食にするビジネスは全面不法にしてほしい
親が肩代わりってのもそれこそ罪もなく大切なかぞくが依存症を病んで辛いのに真面目にはたらいた大金もかっさらわれ、生活も心も殺されるようなもの。
ギャンブルの借金は帳消しとでもしたら、ギャンブルビジネスを駆逐できませんかね
平和に見える影の、あまりに酷い闇。レポートに全面的に共感します。
私の動きは本当に細やかな灯火だと思う。けれど決して消さない!灯し続ける!どんなに深い闇も明かりが有れば前に進める。二つ三つと増やす事も出来る。
諦めない!仲間と共に。
将来のある若者たちがこんなにも大変な状況下にあるのに…
見て見ないふり?
国として
一刻も早く救出を!
一刻も早く予防教育を!
夢を持って大学に入った青年がギャンブルで一生が狂ってしまう現状を、社会全体に知ってほしい
本人の問題と言ってしまうと何も解決しないし、この国は傾いてしまう
この記事には、この問題は決して他人事でなく、誰にでも起こり得ることであることが書いてある
この問題は、早急に国として社会全体で取り組んでいかないといけない
私の息子もギャンブル依存症です。
息子もいつ闇バイトに手を出すのではないかと日々怯えています。
今は息子もギャンブルをしないよう自分なりに努力しているようですが、1人ではなかなか回復出来ないでしょう。そんな息子を見ているのはとてもツラいです。
そして、息子を信じれない私は親として失格なのではないかと思うと胸が詰まります。
手錠をかけられ、連行されていく息子は、「なぜか穏やかな顔をしていた」
と…
やっとやめられる
息子さんは、手錠をかけられホッとしたのかも。
20代の若者たちが、軽く手をだせるオンラインカジノからの、闇金、闇バイト、この現状を知ってほしい!
若者達の人生が、日本の将来が危ういのです。
これが、今の現状なのです。
ギャマノン産業がこれだけ売上を伸ばし、それを監督認可する関係省庁は、このような若者がいるにもかかわらず規制啓発を全くやる気がない。
関係する法律の修正だったり、取締り等をやるべきだ。
闇バイトとギャンブル依存症の関連性が広く認識され、マスコミに取り上げてもらえることがギャンブル規制強化に向けた1番の近道と思います。これに寄与する記事を書いてくださり、ありがとうございます。
ギャンブルについて一括で監督する省庁が無く、各種目を異なる省庁が監督している事が、規制強化をとても難しくしているように思います(パチンコは警察庁、競馬は農林水産省、競艇は国土交通省、競輪は経産省、カジノは内閣府等々)。
どの省庁も、自分の所だけが不利益を被るのは避けたい為、横並びでの規制を望む。しかし、調整先の省庁がこれだけあると足並みを揃えるのが難しい、という具合に。
そうなると、法改正で抜本的且つ画一的な規制強化の方が現実的と考えます。そして、その為には、本記事に書いてある内容がテレビ・SNS等で広く国民に知れ渡り、世論をギャンブル規制の法改正に向けて動かす事が、法改正の第一歩になると期待しています。
ギャンブルをさせるために億単位で金が動いているにもかかわらず、ギャンブル依存症を個人の資質の問題と片付けるのは無理がありますよね。
国会議員のみなさまには、利権に呑まれることなく日本の若者たちの未来を守る働きを望みます。
私の息子はギャンブル依存症です。この病気に対する無知から、対応を間違え悪化させてしまいました。
業界及び監督省庁には、
一刻も早いギャンブル産業の規制と予防教育を希望します。
コロナ禍オンラインカジノが加速したとき子供もギャンブルを初めて依存が加速し尻拭いしていました。当事者は自殺企図で病院へ繋がり早くも3年目になります。いまも家族が別居し凪の状態ではありますが全国ギャンブル依存症家族の会の中で人生を健やかに過ごすことが出来ています。まだギャンブルの問題で悩んでいる方々へ啓蒙活動が届くよう自信ができる活動を継続しながら依存症問題の解決策を学んでいきたいと思っています。
今のこの憂うべき状況を打破しなければ、ますます不幸になる若者が増え、日本の未来像を描けなくなってしまいます。悪しき連鎖を断ち切るためにも政府には英断していただきたい。
私の息子もギャンブル依存症です。この病気に対する無知から、誤った対応をし続け悪化させてしまいました。
一刻も早いギャンブル産業の規制と予防教育を希望します。
親も子も違う未来を描いていたと思います。もっと早くギャンブル依存症という病気を知っていればと思うと切なくなります。どんな病気も早期発見、早期治療で治る確率も上がるので監督省庁は早急に対策をしていただきたいです。このままではギャンブル問題の為に結婚できず、子供ももてない人が増えて、少子化に拍車がかかり、経済も落ち込み、日本の未来は暗いです。
日本では、闇バイトによる強盗事件が多発しています。空き巣ではなく強盗が頻発している現状は非常に恐ろしく、これまでの日本では考えられない事態です。
こうした事件の背景をたどると、若者がお金に困窮していることが原因の一つとして挙げられます。その中でも、大金を賭けることができるギャンブルによる負債が大きな要因となっています。特に、テレビやSNSなどで有名芸能人を起用した広告が、ギャンブルを助長している点は見過ごせません。
この記事で指摘されている通り、この問題に対しては国を挙げて早急に対策を講じるべきだと考えます。
うちの息子もギャンブル問題が発覚したのが大学生の時。他人事とは思えず胸が苦しくなります。
この現状は病院や民間の支援団体で出来る範囲を超えています。
一刻も早く依存症予防と回復への対策を国レベルで動いて欲しいです。
闇バイトが今これだけ世間を騒がせているなか、報道では問題の本質には触れない。オンラインギャンブルやスポーツベットなど現代の若者を取り巻く環境を何とかしなければ、今後、記事のような若者が増えていくのは当然と思える。
このままでいいはずがない。
本当に日本は、豊かな国なのだろうか?と未来を真剣に考えて欲しいです。
若者が希望を持てる国に、当事者の生の声が国を動かす人たち、すべての方に届くように
私の息子も闇金に手を出しています。今所在がわからないので、また闇金からの嫌がらせがくるのでは?犯罪に手を染め警察から連絡がくるのでは?とずっと心の片隅で思っています。
ギャンブル依存症の正しい理解がされるよう、また、闇金から闇バイトにいかないよう国がしっかり対策をしてくださいと思います。
うちの息子は闇バイトに手を出し、今服役中です。最近の報道を見るたびざわざわします。犯罪の裏にギャンブル依存症問題もあると思います。息子もそうでした。
経験した家族の体験談はとても印象的でした。既得権者によって、この現実が語られていない現状に憤りを感じます。
「手錠をかけられ連行されていく息子の顔はなぜか穏やかに見えた」
この言葉に胸の奥が締め付けられる思いです。
ギャンブル依存性で苦しむ若者が
1人でも多く回復の道へ辿りつけますように。助けて下さい。
ギャンブル依存症から若者を守らなければ、と思いました。
ギャンブル業界は、依存症のリスクがあることを自ら伝えてほしい…そういった法規制が必要になるのでは?タバコだってアルコールだって投資だって、リスクを伝えていますよね?ギャンブル業界にもリスクのコミュニケーションをさせられるはず。
毎日の様に闇バイト、闇金のニュースが飛び交っています。
若者達がギャンブル依存症で犠牲になっているのです。
明日は我が身なのです
ギャンブル依存症の啓発に力を入れて
欲しいです。
お金に困って信じられないことまでしてしまう。
病気がそうさせる。
これからの若者にはここまで病気を進行、悪化させてほしくないです。
本人も周りも巻き込まれる悲しい状況。
国をあげての対策を切に願うばかりです。
「いつかこんな日が来るのではないかと、覚悟はしていたが、悔しくて悲しくて、膝から崩れ落ちそうな気がした」
と語る親御さんの後ろ姿が目に浮かぶようでした。
若者が主なターゲットにされる現在のギャンブル収益優先主義の社会に非常に憤りを感じます。